アラブ情勢
- 1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/27(火) 09:13:47 ID:Aq6RJZbr
- ということで。
- 125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/04(金) 18:54:49 ID:V4y1Ah2t
- しかし、その場合に、中国が握っているという、イランの核兵器に関する
情報が本物であるとした場合、何故それを中国が知ることができたのか、
という疑問が沸いてこよう。もし、情報が本物であるとした場合、これまで
中国は核兵器の開発に協力していたことを意味することにはならないか。
中国が今回の件を言い出したのは、よほど中国が現状に危機感を抱いて
いるということの、裏返しではないか。つまり、内部の危険な動きを、中国
政府は大きな不安を抱いて受け止めており、早急に解決したいという焦り
から、今回、大きな間違いを犯し始めているのではないか。
もし、中国の提供する情報によって、アメリカ国内で、イランに対する
攻撃を支持する声が高まり、アメリカがイラン攻撃を実施するようなことに
なれば、イランがペルシャ湾の出口である、ホルムズ海峡を封鎖する
であろう。そうなれば、中国には石油が送られなくなってしまうことが予測
される。もし、そのような事態になれば、中国の経済は大きなダメージを
受けることになであろう、ということは誰にも想像がつく。
- 126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/04(金) 19:08:56 ID:ViKxOzaN
- >>125
中国はとぼけて終わるのでは?
根拠のないデマだとかなんとかと。
狙いはウイグルへの関与をするなという警告だろう。
中国もイランの石油は大切だから、五輪とイランを天秤にかけること
はないような気がする。
- 127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/05(土) 18:52:52 ID:mCj2wQaX
- イラク情勢、グリーンゾーンに対する攻撃 al-Quds al-Arabi紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/qudsarabi/080402qudsarabi_kiri.mht
イラク国会にてフサイン・アル=ファッルージー議員は、現在北イラク、
スライマーニーヤ在住のタラバーニー大統領が、バグダード並びに
南イラクの治安問題解決のためグリーンゾーンに帰還した事を讃えた。
また、議員らは、南部の事件の調査委員会を設置し、他の地域ではなく
バグダードで集会を持つことを呼びかけた。
バグダード、グリーンゾーンからの信頼できる筋は、繰り返し攻撃に
晒され米イラク双方に死傷者が出た後、多くの高官が同地区を脱出
したと述べた。同筋によれば、攻撃は正確であり、それを担うシーア派
武装勢力がグリーンゾーンの地図詳細を把握している事を示している。
バグダードの軍事行動司令部に属する将校によれば、イラク軍は、
グリーンゾーン並びに首都内の数地区に向け攻撃を行っている拠点
の割り出しと、その攻撃を行っている特定グループの識別に成功した。
匿名希望の同イラク将校が情報筋に述べたところによれば、攻撃側の
グループはイランで訓練を受けており、彼らの使用する武器はイラン製
である。また、指揮官は「ハッジー・マフディ」と呼ばれている。
イラク軍は、恐らく本名ではないがハッジー・マフディと呼ばれる人物
の写真を保有しており、彼のネットワークで動いている数名の情報を
有している。彼らの逮捕に向け、軍は住民の協力を仰いでいく方針である。
他方、ウラマー協会会長、シェイク・ハーリス・アル=ダーリーは、
マーリキー首相がイラク国民を省みず米国とイランのために政治を
行っていると述べた。本紙との談話で同氏は、イラクの政治プランは、
それに参加した人々の証言によれば失敗であったと強調、また、
条件付で米国と対話する用意がある事を明らかにした。
- 128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/05(土) 19:02:37 ID:mCj2wQaX
- レバノン閣僚会議がアラブ首脳会議ボイコットを決定 Al-Nahar紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/nahar/080326nahar_smori.mht
これまで17回延期されてきた[レバノン次期大統領選出のための]国会審議が
今回も開催されなかったことを受けて同日、閣僚会議は「レバノンはダマスカス
でのアラブ首脳会議および首脳会議に向けた準備会合に参加しない。これは
アラブ首脳会議の歴史においてレバノンが初めてとる措置であり、遺憾では
あるがやむを得ない措置である」との決定を、ガーズィー・アル=アリーディ
情報相が読み上げた声明を通して発表した。
閣僚会議の有力な関係者が本紙に語ったところでは、ボイコットの決定は
「シリア体制が次期大統領選出を妨害し、今なおレバノンの内政に介入して
国家機構に打撃を与え、イランの影響力拡大に便宜を図ることによって、
レバノンをあらゆる危険にさらしていることへの糾弾のため」だという。
関係者らによると閣僚会議では、長時間にわたる議論を経て、アラブ首脳
会議への不参加が決定されるに到った。フアード・アル=セニョーラ首相は
この1週間、参加を促す前向きな動きがシリア政府からなされることを待って
いたが、それはなかったという。またセニョーラ首相は、サウジアラビア王国
がレバノンの首脳会議参加について何も要請していないし、何の見解も表明
していないということを議事録に記録するよう強く主張した。そして各閣僚が
意見を述べた後、全会一致によって不参加の決定が採択されたという。
関係者らは、閣僚会議の決定は「歴史的な決定」だと評しており、声明の
文言は慎重に検討され、およそ1時間の作業を経て、ガーズィー・アル=
アリーディー情報相が読み上げた。
閣僚会議は、シリアの刑務所に収監されているレバノン人たちの釈放を
求める国会内多数派「3月14日勢力」の議員らが提出した署名文書に
ついても話し合った。また、国内各勢力の対話再開に向けたナビーフ・
ビッリー国会議長の提案にも言及されたが、深く突っ込んだ議論は
なされなかった。 (後略)
- 129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/07(月) 23:11:01 ID:vO1OX382
- エジプトのシナイ半島が、実質的にイスラーム原理主義者や、テロリスト
の自由な活動の場、と化しつつあるようだ。シナイ半島にはベドウインが
居住しているが、彼らはエジプト政府の意向をまともには受け入れず、
彼らの自由な生活を維持している。
実はイスラエルへ流入するマリファナのすべてが、シナイ半島で栽培
されたものだ。それがガザのパレスチナ人の手を経て、イスラエル側に
流入しているということのようだ。シナイ半島に居住するベドウインたちは、
エジプトの軍や警察が知らないルートを知っていて、警察や軍が張る
監視ポイントを経由せずに、人や物資をイスラエルに届けられるようだ。
現在もシナイ半島経由で、イスラム原理主義者やヘズブラのメンバーが、
ガザに出入りしているということらしい。以前に、ガザとエジプトのボーダー
が破壊されたとき、多くの原理主義者が、ガザに入り込んだというニュース
があったが、それはいわば公然のガザ入りであったと思われる。
イスラーム原理主義者やヘズブラのメンバーが、ガザに出入りできる
ということは、武器もまた同じように流入しているということが想像できる。
言ってみれば、ガザとエジプトとのボーダーに掘られている秘密のトン
ネルは、それを誤魔化すためのものなのかもしれない。つまり、本格的な
物資(ドルや武器を含む)のガザへの搬入は、シナイ半島のベドウインの
ルートを通じて行われているのかもしれない。
このルートを遮断するには、シナイ半島のベドウインに対する取締りを
強化しなければならないが、それは容易ではあるまい。もし取締りが
厳しすぎれば、ベドウインたちは死に物狂いで抵抗してこよう。それは、
エジプト国内の不満分子の怒りに、火をつけることにもなろう。
観光がエジプトの外貨収入に占める割合は非常に大きいだけに、
安易に手をつけることは、テロの危険を誘発することにも繋がりかねない。
最近の状況を見ていると、今後、シナイ半島の観光は危険度を増すかもしれない。
- 130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 18:20:18 ID:StxNfxzp
- カイロ県知事が夜間に市内を抜き打ち巡回 Al-Ahram紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/080404ahram_fk.mht
カイロ県のアブドゥルアズィーム・ワズィール県知事は、オールドカイロ
地区にある大カイロ圏製パン会社傘下の官営製パン所の監督を担当
していた食料配給調査官について、持ち場を離れ、職務を放棄したとして
その捜査を命じると共に、15グラムも規定の重量を下回るパンを生産して
いた製パン所に対し、夜間パトロール隊にその場で罰金を支払う署名を
するよう命じた。
県知事は市の中心部とアブディーンおよびサイイダ・ゼイナブ地区西部、
オールドカイロ地区で夜間の抜き打ち巡回を行い、その際に施設警察
および各地区の責任者に対し、市の中心部における不法居住や行商人を
一掃する努力の強化を求めた。
同様に県知事は巡回中、スール・マグラー・アル=ウユーン地区での
ごみの撤去と継続的な監視を怠ったとして、カイロ美観整備機構の
部局長および清掃会社の責任者の職務停止を決定した。
その上でカイロ美観整備機構のナビール・ナバウィー理事長に、
スール・マグラー・アル=ウユーン地区から迅速に全ての廃棄物を撤去し、
近隣の皮革工場と特別契約を結んで排出されるごみを毎日、公共の
ごみ捨て場に直接移送するよう任じた。
- 131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 17:19:35 ID:4Trw50ia
- 4月6日の日曜日に、エジプトでゼネストが計画されていたが、それが
しかるべきレベルのものにならないよう、政府によって押さえ込まれた。
今回のゼネスト計画は、主催者が不明だったことが話題になっている。
本来であれば、反政府組織としてエジプトでは、最大のムスリム同胞団
が指揮を執りそうなものだが、ムスリム同胞団は地方選挙を前に多数の
メンバーや支持者が逮捕されていたこともあり、ゼネストには始めから
参加しない意向であることを公言していた。
それでは何が、この失敗に終わった全国規模のゼネストを、エジプト
国内中に伝えたのだろうか。それは携帯電話だった。携帯電話で個人
が口頭で伝えたために、これまでのようにパンフレットから足が付いて
未然に首謀者が逮捕されるという形にはならなかったようだ。
エジプトでも携帯電話の普及率は急激に上昇しているが、それが
反体制派や政府の対策に不満を感じている人達を結びつけたようだ。
- 132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 17:20:52 ID:4Trw50ia
- 小麦粉の値上がりによるパンの価格の高騰、食用オイルの高騰など、
日用消費物価は平均で、約30%の値上がりが起こっているのだ。
これに対して給料は上がらず、他方では、貧富の差が異常なまでに
拡大していているのだ。
たとえば、国立病院に20年以上勤務する、医師の月給が80ドル
だということだ。もちろん、彼らは私立病院でアルバイトをするのが
当然となっており、そちらの給料の方が国立病院の給料より何倍も
多いということになるのだ。国立病院の医師たちは、当然のように
患者の手術や投薬に関して賄賂を受け取っている者が少なくない。
これまで医師、ジャーナリスト、大学教員、徴税員、テキスタイル品
工場労働者などが、組合単位で小規模はデモやストを決行してきて
いたが、今回はそれが全国規模、全職種で起こるはずだった。
日曜日のストのあと、中心となったカイロの北部にある、マハッラの
工場では、結果的に200人を越える逮捕者と、怪我人を出している
ようだ。それ以外にも、3大学の学生がストを行い逮捕されている。
ある評論家は、「国民が政府を恐れている以上に、政府が国民を
恐れる状況になってきている」と現状を分析しているが、もし、
散発的に今回のストがエジプト全土で展開されていけば、最終的
には雪だるま式に不満が拡大し、暴発する可能性を、はらんでいる
ということであろう。
- 133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:06:57 ID:buCq//ti
- まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。
日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな?
平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は
不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが
現実なのだ。
しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、
その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。
もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。
1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。
100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。
つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた
打撃を被るというわけだ。
君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。
それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。
株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。
日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を
日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど
造作もないのだ。
最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で
外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。
金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら
自営業と答えれば良い。
アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、
武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。
海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
- 134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 17:18:14 ID:4c1r/MUi
- シェイク・ユーセフ・カルダーウイといえば、エジプト出身のムスリム
同胞団のメンバーで、世界的にも著名なイスラーム学者だ。彼の発する
ファトワ(イスラーム法に則ったイスラーム権威者が発する裁定)は、
広くイスラーム世界で尊重されてきていた。
シェイク・ユーセフ・カルダーウイは、エジプトを追われ湾岸のカタール
に迎え入れられ、そこを拠点として、イスラーム活動を展開していた。
その権威ある人物が、最近になって、意外なファトワを発したのだ。
シェイク・ユーセフ・カルダーウイの最近の判断によれば、アルコール
は微量であれば、飲酒が許されるというのだ。その目安は0・5%程度
ということなのだが、この0・5%とは何処から来た数字なのであろうか。
私が推測するところ、ノン・アルコール・ビールに含まれるアルコール
のことを指しているのではないか。湾岸諸国は全て公式には飲酒が
認められていないが、ノン・アルコール・ビールは大量に輸入されている。
シェイク・ユーセフ・カルダーウイの判断によれば、ある程度の酒を
飲んでも酔わない人であれば、少量のアルコールが入った飲料を
飲んでも問題を起こさないから、許されるのだという判断であろうか。
しかし、彼が現在活動しているカタールのある新聞の編集長は、
シェイク・ユーセフ・カルダーウイのような著名な人物が、微量の
アルコール性飲料を許すことは、ムスリムの飲酒を許可することと
同じだ、と反対している。
今後、この新説(珍説)ファトワを巡り、当分の間議論が交わされ、
ムスリムのなかに飲酒する者が、増えるものと思われる。同時に、
こうした変化に反発する、原理主義的な輩も増えることであろう。
いずれにしろ、今回ファトワは、彼が「穏健派、開明派イスラム学者」
であることを、西側諸国に宣伝するためのものであろうか。そうだと
すれば、カタールは彼にとって、住み難い国になりつつある、という
ことかもしれない。
- 135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/18(金) 19:19:18 ID:P9763xcc
- エジプトでは、4月6日に全国規模のゼネストが行われた。しかし、その実態は、
全面的に警察と軍隊によって規制され、実際に本格的な衝突が起こったのは、
マハッラの繊維工場ぐらいなものだった。大学生の一部が警察と衝突する
場面もあったが、それほどのものには発展しなかった。学校や会社は休日と
するところが出、あるいは、自主的に抗議の意味を含めて休む者もいた。
そう考えると、4月のゼネストは案外、広範な広がりを示していたのであろう。
このゼネストで重要なことは、全国にゼネスト決行が伝わったこと。そして、
多くが参加不参加を問わず、政府に対する直接間接の、抗議の立場を
採ったことだった。また、この4月6日のゼネストの後も、各地で散発的に
ストやデモが行われていることも、見逃すわけには行くまい。
さて、今度行われる5月4日に予定されているゼネストは、ムバーラク
大統領の80歳の誕生日に合わせたものだ。当然予測されることは、
4月のゼネストよりも盛り上がるということだ。こうした国民の反体制の
機運が、盛り上がっているなかで現在問われているのは、エジプト最大の
野党、反体制集団であるムスリム同胞団がゼネストに加わるか否かだ。
もし、ゼネストに参加しなければ、国民は失望し、ムスリム同胞団に対する
信頼は、低下するであろう。だからといってゼネストに参加すれば、エジプト
政府から相当の圧力を、加えられることになろう。
これまで地方選挙をめぐり、多くの幹部メンバーが逮捕され、投獄され
ているが、今度のゼネストに参加すれば、ほとんどの幹部が逮捕され
投獄されることになろうし、刑期は10年の長きに渡ることが予想される。
それにもかかわらず、ムスリム同胞団はどうやら、5月のゼネストに
参加する意向のようだ。そのことは、ムスリム同胞団が本格的に、
ムバーラク体制に挑戦するということではないのか。そうであると
すればムバーラク体制側も、真剣に対応せざるを得ないことであろう。
ムスリム同胞団が勝利するのか、ムバーラク体制が勝利するのか、
あるいは衝突を避ける妥協案、回避案が出てくるのか。5月4日は
すぐそこまで近づいている。
- 136 :うすじ:2008/04/19(土) 02:42:23 ID:4P06Mipv
- ヨルダン人って親日?
反米からなのか、ただの侍好きなのか知らないが
「南京大虐殺はアメリカが原爆被害を隠すために作った陰謀」
っていう人に2〜3人いづれもヨルダン人だったんだが
であったことがある。
- 137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/22(火) 17:51:46 ID:Fo/aJ8e4
- アラブ首長国連邦は、7つの首長国が一体となって、構成された連邦国家だ。
7つの国といっても、それぞれは面積が小さく人口も少ない。
そもそもこれらの首長国は、元はといえばペルシャ湾の真珠採りや、インド洋
を挟んだ交易を、主な仕事として生活してきた地域だ。中には海賊をやっていたと
主張する専門家もいるが、もちろん全員が海賊で生計を立てていたわけではない。
その元はといえば貧しかった、これらの首長国のなかの最大の面積を持つ、
アブダビ首長国で石油が発見され、アブダビのシェイク・ザーイド・ビン・スルタン・
アール・ナヒヤーン首長が、他の首長国を一体化させ、アラブ首長国連邦を
構成した。今になって思えばこの決断は、大英断だったといえよう。
人口の少ないこれらの首長国が、ばらばらのままで今日に至っていたら、
どのようなどんでん返しが起こっていたかわからない。外国からの介入に対して、
全く抵抗力を持ち得なかっただろう。現実に、いまその問題がアラブ首長国連邦
の中で、現実化してきている。外国からの労働者の受け入れで、人口構成は
完全に逆転し、自国民の人口が2006年末の段階で、560万人のうちの15・4%を
占めたに過ぎなかった。つまり五分の一にも達していないのだ。
最近になって、人口構成問題が顕在化してきたのは、外人労働者が低賃金で
働かされていること、労働災害の補償がないことなどから、道路封鎖をしたり、
路上強盗をしたり、暴動を起こすケースが増えてきているのだ。ドバイで起こっ
た幾つかのケースは、単なる事故ではなく、こうした外人労働者たちによる
犯罪であった可能性が高いと、アラブ首長国連邦政府の人たちも、最近に
なって受け止め始めているのであろう。
- 138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/22(火) 17:52:19 ID:Fo/aJ8e4
- 問題は、これらの外人出稼ぎ労働者たちの、待遇改善要求だけではない。
アメリカやヨーロッパの人権団体が、次第にアラブ首長国連邦の外人出稼ぎ
労働者に対する待遇を巡り、アラブ首長国連邦に対し非難を始めているのだ。
加えて、外人労働者が増加した結果、国内では英語の通じる範囲の方が広がり、
アラビア語がおろそかに成り始めているのだ。英語を話すインドからの出稼ぎ者
の割合が、外人出稼ぎ者全体の42・5%を占めるに至っているのだ。
これまでも、アラブ首長国連邦の母親たちが、フィリピン人のメイドに子供の
世話を任せ切りにしていることから、子供たちが自分たちの母語であるアラ
ビア語ではなく、英語だけでしか話さなくなり、アラビア語が話せなくなって
いるという指摘があった。
アラブ首長国連邦の治安担当者などは、このような状態が今後も続けば、
体制不安に繋がる危険性が高いと指摘している。アブダビの首長(首長国
連邦大統領)は「産めよ、増やせよ」の掛け声を国民に向けて発したほどだ。
このアラブ首長国連邦が直面する不安は、人口が少なく巨額な国家収入が
ある石油産出国のクウエイトや、膨大なガスの埋蔵量を誇るカタールなどでも、
同じ状況にあるようだ。
そうであるとすれば、近い将来、日本人ビジネスマンも他の出稼ぎ労働者
同様に、厳しい居住制限や出入国制限を受ける可能性があろう。
- 139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/22(火) 17:52:52 ID:/Y8Glk4u
- あ
- 140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/22(火) 21:05:48 ID:azcULPsc
- まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。
日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな?
平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は
不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが
現実なのだ。
しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、
その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。
もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。
1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。
100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。
つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた
打撃を被るというわけだ。
君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。
それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。
株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。
日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を
日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど
造作もないのだ。
最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で
外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。
金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら
自営業と答えれば良い。
アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、
武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。
海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
- 141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/24(木) 19:01:08 ID:umcnbimH
- ヨルダンのアブドッラーU国王がアメリカを訪問し、ブッシュ大統領に対し、
意外なアドバイスをする予定だ、というニュースが流された。
このニュースによれば、アブドッラーU国王は、ブッシュ大統領に対し
「中東訪問を取り止めろ」とアドバイスするというのだ。アブドッラーU
国王はその理由について、もしアメリカに新たな中東和平の考えが
無いのであれば、中東を訪問しない方が良い、ということだ。
つまり、パレスチナとイスラエルとの間で、和平への前向きな合意が
生まれる可能性が無いのであれば、ブッシュ大統領が中東訪問をする
ことは、かえってアメリカとイスラエルに対する敵意をつのらせ、アメリカ
と親しい関係にあるアラブ諸国を、苦しい立場に追いやることになる
ということであろう。
ヨルダンはイスラム同胞団の活動が活発な国であり、多くのパレスチナ
難民を抱えていることに加え、ヨルダンの国籍を取得したパレスチナ人
の最も多いアラブの国でもある。そうした状況下にあるヨルダンを始め
とした親米アラブ諸国をブッシュ大統領が歴訪するということは、これら
親米アラブ諸国の国民の不満に、火をつけて回るような危険極まりない
ことだ、ということであろう。
ブッシュ大統領がこれらの親米アラブ諸国を歴訪するとなれば、当然、
イランに対する対応も話し合われることになろう。たとえ、威嚇だけに
過ぎないとしても、ブッシュ大統領は立場上、「イラン対する軍事攻撃も
辞さない。」と語らざるを得ないだろう。その発言は、アラブの反体制派の
大衆を激怒させることになろう。
だからこそ、アブドッラーU国王はブッシュ大統領に対し、敢て言い難い
「中東を訪問するな」という意見をアドバイスするということであろう。
現在のアラブ世界の状況は、それだけ厳しくなっているということなのだ。
- 142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/30(水) 18:30:50 ID:4JxFhpOx
- イエメンのイタリア大使館近くで爆発音=目撃者
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080430-00000838-reu-int
[サヌア 30日 ロイター] 複数の目撃者によると、30日朝、イエメンの首都サヌアの
イタリア大使館の近くで爆発音が聞こえた。何による爆発音かは今のところ不明。
目撃者らによると、大使館周辺の道路は封鎖された。
- 143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/30(水) 20:14:01 ID:Z4XaPaeC
- 中東各国が既に経済的混乱期に突入している。非産油国はおしなべて、
現在インフレが昂じており、パンを始めとした基礎食品の価格が高騰し、
食生活にも事欠くような状態が起こっているのだ。しかも、それは輸入
物価の高騰が主な原因であることから、政治的に簡単に解決できる
性質のものではないのだ。したがって、非産油国は国内的にいずれも、
不安定化に向かっていくことが予想される。
国によっては、それが体制打倒にまでも繋がるかもしれない。エジプト
の場合には、ムバーラク大統領が次男に大統領職を継ぐことが難しい
状況になってきている。ヨルダンやシリア、イエメンなどでも国内の不満
が高まっている。それ以外の国々でも、同様の傾向が見られる。大衆が
革命を起こすのは、イデオロギーよるのではなく、パンの不足によるの
であり、そのパンの不足が今、中東各国では現実化しているのだ。
産油国の場合、その国のナショナルと呼ばれる元々の国民は、豊かな
生活をエンジョイしているが、その元々の国民あるいは第一級の国民は、
国内人口の15%から20%しか占めていないため、そのことから来る
不安が、第一級国民の間では広がっているのだ。
世界的な物価高騰の中で、二級国民(外国から移住して国籍を取得
した人たちなど)や外国からの出稼ぎ者たちは、インフレに苦しんでいる
のだ。そうした人たちが、暴動を起こす可能性が高まっているのだ。
暴動には至らないまでも、故意に事故を起こしたり、災害を起こす
危険性が、見え隠れしているのが、最近の産油国の実態だ。
ドバイで起こった幾つかの事故の場合、よく考えてみると、故意に起こ
された可能性が高いのだ。しかも、その事故については、イランや
アルカーイダ、イスラム原理主義者による犯行という簡単な説明が
付けられやすい。これらの事故の真相究明を行われずに、そうした
決まり文句で、事故の原因に対する説明行われ、片付けられる状態が
続く場合、事故が起こる原因の究明はなされないことになる。そして
遂には、暴発の事態に至る危険性があるのだ。
- 144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/01(木) 22:19:55 ID:O7UyET94
- エジプト政府、労働者からの要求を検討する各省委員会を設置へ Al-Ahram紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/080426ahram_hu.mht
■ 新たな手当を公務員600万人に適用
■ 労働者からの要求を調査し彼らの権利を守るための各省委員会を設置
■ 労働組合連合、最低賃金を月額600エジプト・ポンドに上げるよう要求
組織・経営中央機関の高官筋が本紙に明かしたところによると、来週水曜日の
メーデーに予定されている演説においてホスニー・ムバーラク大統領が発表
すると見られる新たな手当は、政府機関に勤める公務員600万人を対象にして
いるという。同筋によると、この手当は物価高騰に直面している労働者たちの
苦難を解消し、賃金と物価のバランスを取ることを目的としており、基本給の
20%分に及ぶ。また、1992年以降の手当を上乗せすることで基本給は210%に
増加し、なおかつ上乗せされていない分がまだ75%分あると指摘した。
他方、アーイシャ・アブドゥルハーディー労働力・移民相は、ムバーラク大統領
と政府は労働者や労働者が抱えている諸問題に関心を寄せていると強調し、
「エジプトの労働者は敬意を払われている」と述べて、あらゆる労働者問題は
対話によって解決されるべきだとの見解を示した。そして労働力・移民省は
労働争議を解決するためのいくつかのメカニズムを実践しており、その筆頭に
上げられるのが労働者の権利保護を保証するルールに到達するための集団
交渉であり、生産現場の全当事者との話し合いであると説明した。
また、労働者代表によって提案された要求を検討するための担当省別作業
部会が今後組織されることが待ち望まれる。それらの要求はアフマド・ナズィ
ーフ首相とフセイン・ムガーウィル会長率いるエジプト労働組合総連合の運営
評議会との会合の場で提案されたもので、会合にはアブドゥルハーディー
労働力・移民相も出席した。
この会合では政府と労働組合との対話の継続と、権利要求に際しては法的
経路を遵守することの必要性とが確認された。 (後略)
- 145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/01(木) 22:26:49 ID:O7UyET94
- イラク情勢:ターリク・アジーズらの公判延期 al-Quds al-Arabi紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/qudsarabi/080430qudsarabi_kiri.mht
AP通信によれば、火曜(29日)、ラウーフ・ラシード・アブドゥッラフマーン
裁判官は、ターリク・アジーズ元副首相並びに前政権関係者7名の公判を
5月20日まで延期すると発表した。
ケミカル・アリーの名で呼ばれるアリー・ハサン・アル=マジードを含む7名と
アジーズは、イラクが経済封鎖を受けていた1992年、基本物資の価格操作
を行ったとしてイラク人ビジネスマン42名を処刑した件につき公判中である。
開廷から約45分後、裁判官は、5月20日までの本件公判延期を法廷が
決定した旨述べた。また4月29日の同法廷は、弁護人を立てていない被告
のため国選弁護人を任命する事も決定した。裁判官は、ターリク・アジーズ
を始めとする被告人を一人一人呼び出し、弁護人の件を協議した。その際、
元サッダーム・フサイン秘書官のアブド・ハミード・マフムードは、彼と弁護人
との会見は5分に満たず不十分であるとして会見時間延長を法廷に要請した。
閉会後裁判官は、会見時間は延長される見通しであると述べた。
また裁判官は、アリー・ハサン・アル=マジードに関する医師診断書を
読み上げた。それによれば医師団は、2週間前の法廷で同被告が心臓
発作により病院へ移送されたことを確認、アル=マジードは外科手術を
必要とするが現在の病院では行えない手術であるため、その健康状態に
鑑み今後3週間は出廷が不可能であると述べている。裁判官は、アル=
マジードの事情を考慮し法廷が上記期日までの延期を決定した旨述べた。
法廷筋によれば手続き上の理由で、開廷が午後にずれ込んだ。前政権の
国際的代表であったアジーズ元副首相は、2003年の連合軍イラク攻撃を
阻止すべく欧州各国を相手に多数の試みを行った。
- 146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/01(木) 22:27:16 ID:O7UyET94
- アンマン在住のターリク・アジーズ子息ジヤードは、父親の本件への関与
を否定している。ジヤードによれば、父親はその件と無関係であり、大多数
のイラク人同様それについてはメディアを通じて聞いたと、個人的に彼に
告げた。ジヤードは、当時の父親は副首相として大量破壊兵器査察委員会
の問題を任され多忙であり、公務のためイラク国外にいたと述べた。
また、被害者であるビジネスマンの家族から父親に対する訴えは出されて
おらず、そのほとんどが、サッダーム前大統領と義理の兄弟関係にある
ワトバーン・イブラーヒーム・アル=ハサンとサブアーウィー・イブラーヒーム
・アル=ハサンを訴えている点を指摘した。彼ら二人は、サッダームから
個人的に本件を一任されていた。
ターリク・アジーズ、アリー・ハサン・アル=マジード、アブド・ハミード・
マフムード、ビジネスマンらの処刑事件当時内相であったワトバーン・
イブラーヒーム・アル=ハサン、公安局長(1991−1995)であったサブアー
ウィー・イブラーヒーム・アル=ハサンに加え、ミズバーン・ハディル・ハー
ディ元革命指導委員会メンバー、アフマド・フサイン・ハディール元蔵相(
1992−1995)、イサーム・ラシード・フウェイシュ元中央銀行総裁(1994−
2003)らが本件被告として訴えられている。
本件は、2006年サッダーム・フサインに死刑判決を下したラウーフ・アブ
ドゥッラフマーン裁判官が受け持つ。フサインの容疑は、1982年暗殺未遂
に遭った後、ダジール村でシーア派住民148名を殺害した事であった。
昨日火曜、アブドゥルラフマーンは最高刑事裁判所での記者会見で、
アブドゥッラフマーン裁判官は、サッダームの死刑執行が非文明的、
後進的やり方で成されたと批判した。
サッダームは、(イスラム暦)犠牲祭初日に当たった2006年12月31日に
処刑されたが、アブドゥッラフマーンは、イラクの法は公開処刑を許して
おらず、また祝日や宗教行事中の処刑も禁じていると述べた。
- 147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/03(土) 05:33:00 ID:bPmG1ejy
- モスクで爆弾テロ、15人死亡=シーア派衝突続く北部−イエメン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080502-00000172-jij-int
【カイロ2日時事】イエメン北部のサーダのモスク(イスラム礼拝所)前で2日、爆弾テロがあり、
治安筋によると約15人が死亡、60〜70人が負傷した。ロイター通信が伝えた。
モスク前に置かれたバイクに爆弾が仕掛けられていたとの情報がある。
犯行声明などは出ていない。サーダを州都とするサーダ州では、イスラム教シーア派の一派ザイド派の
反政府武装勢力と治安部隊の衝突が2004年から断続的に起きている。今回のテロでは、軍幹部でもある
このモスクの導師が狙われたとの見方がある。
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- 148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/07(水) 08:20:57 ID:53TbOmc5
- イエメンで政府軍とシーア派組織が戦闘、民兵19人死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080505-00000022-yom-int
【カイロ=福島利之】イエメン北部サアダで4日、政府軍がイスラム教シーア派の一派、ザイド派の民兵組織の
拠点を攻撃し、AFP通信によると、民兵19人が死亡、政府軍の兵士6人が負傷した。
サアダでは今月2日、モスク(イスラム教礼拝所)で爆弾テロがあり、18人が死亡。以来、政府軍と民兵との戦闘は
激化し、双方の死者は50人以上に達した。
- 149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/08(木) 00:28:30 ID:Vbta6PSv
- 英フィナンシャル・タイムズ紙ヘッドライン(7日付)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080507-00000628-reu-int
★ドバイの政府系投資機関ドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)、国際金融市場の混乱や
欧米での政府系ファンド批判を受け、今後は新興国市場を重視する方針。[リヤド]
- 150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/09(金) 19:29:17 ID:5XTZIfIj
- 世界中でいまインフレが起こっている。先日訪問したトルコなどでは、
ガソリンの価格が日本より高い1リットル320円程度だった。トルコ・リラ
が値上がりしているのと重なって、庶民の暮らしは相当厳しいものに
なっている。そうなると、庶民感情としてどうしても、革新系よりも保守的
な政党を支持する傾向が、顕著になるようだ。
湾岸の産油諸国でも、同様にインフレが嵩じている。これら湾岸諸国は
石油やガスを生産していることから、他のアラブ諸国に比べ問題は軽度
だが、それでも生活への影響はある。中でも、人口の一番多いサウジ
アラビアでは、庶民の不満が出てきている。これが原理主義支持に大きく
傾いていくと、サウジラビアの体制は決して、楽観できなくなるだろう。
クウエイトの場合も同様に、インフレが嵩じているが、ここでは女性の
政治進出問題、外国人労働者問題(賃上げ要求)などが表面化してきて
おり、政府に対する満足度は以前ほどではなくなってきている。
シリアもまた、他のアラブ諸国と同様にインフレが嵩じ、ガソリン価格は
3倍に跳ね上がっている。そのことは他の消費物資にも影響を与えており、
諸物価がそろって値上がりしているということだ。
- 151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/09(金) 19:33:18 ID:5XTZIfIj
- 湾岸諸国にとって頭が痛いのは、ドルと自国通貨とのペッグだ。簡単に
自国通貨とドルとの関係を断つことになれば、アメリカとの関係に悪影響
を及ぼす。だからといって、このままにしていたのでは、自国内経済は
混乱をきたすことになるのだ。
あまり報じられてこないが、他のアラブの国々も同様の、経済混乱に
陥っているものと思われる。そうしたなかで迎えるアラブの夏は、まさに
ホット・サマーということであろう。
今回イエメンで日本人女性観光客が人質になった。まもなく釈放された
から良かったようなものの、今後は中東各国の危険度が増すと思って
おいた方が良い。日本にある安全と、同様の安全がある国などは、
世界中何処にも無いと思ったほうが正しいだろう。日本で赤信号を渡る
様なつもりで、危険度の高い地域に旅行に向かうのは大迷惑な話なのだ。
ちなみに、イラン南東部で人質になった学生は、いまだに釈放されて
いない。いやな話だが、あるいは殺されている可能性も、考えなければ
なるまい。安全と水がただ同然なのは日本だけだ、ということを頭に
叩き込んでから、外国行きを選択すべきだろう。
- 152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/09(金) 20:35:08 ID:lbbZMoYj
- イルミナティによって拉致された日本人が本を出した! 江田島孔明、ベンジャミンとの対談もあり!
http://www.teamrenzan.com/archives/writer/mineyama/samurai2.html
地獄のドバイ拘留記
http://www.saiz.co.jp/work/bookisbn.php?isbn=978-4-88392-639-8
2007年11月、僕はアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ中央拘置所に拘留されていた。
拘置所内にいたとはいえ、この国で何か犯罪を犯したわけではない。
- 153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/09(金) 20:44:40 ID:tSOHLEyH
- まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。
日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな?
平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は
不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが
現実なのだ。
しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、
その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。
もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。
1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。
100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。
つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた
打撃を被るというわけだ。
君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。
それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。
株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。
日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を
日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど
造作もないのだ。
最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で
外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。
金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら
自営業と答えれば良い。
アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、
武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。
海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
- 154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/10(土) 16:18:59 ID:7lXsNsTM
- エジプト政府、為替レートと原料高に苦しむ建設業者に差額分を支払う救済策 Al-Ahram紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/080502ahram_fk.mht
アフマド・ナズィーフ首相は政府と取引のある建設業者について、為替レート
や建築材料の高騰のために受注金額を上積みせざるを得なくなった業者に
差額分の支払いを行うことで合意した。アフマド・サイイド建設会社連合長に
よれば、この合意は全省庁および省庁所属の実施機関に住宅省が決定した
比率に従って差額分を支出すること、またこの件に関する訴訟手続きを取り
下げることを義務付けるものである。
また、為替レートを原因とする契約価格の上昇以外の理由に基づく訴訟で
ない場合に限り、複数の建築会社に対して起こされている訴訟を取り下げる
ことも決定された。建設会社連合長は、「今回の決定では価格上昇以外の
理由で工期が遅れないことを条件に、かつて為替が自由化した際あるいは
変動相場制が導入された際に建築会社が得た補償金はそのまま認める
ことも明記している」と述べた。
- 155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 11:44:01 ID:Er5KccMx
- アラブ諸国は今多くの問題を抱えている。政治的な不満がどんどん拡大して
行く中で起こっている、経済的不満の拡大は、具体的にはインフレという形で、
庶民の生活を窮地に追いやっている。
アラブ各国はいつ大衆が権力に対して牙をむいて襲いかかって来るか、
気が気ではあるまい。それほど状況は緊迫していると考えるべきであろう。
エジプトにもう40年近くも住んでいる私の知人がまもなく戦争が始まる、
しかもその戦争は、多くのアラブ諸国とイスラエルとの戦いになる、という
のも無理からぬことだ。アラブ各国政府は、国民の不満を外部に向ける
ために、戦争という切り札をちらつかせながら、国民の権力に対する敵意、
不満を外部に向けようとするからだ。アラブ諸国の報道のなかに、欧米諸国
やイスラエルに対する、厳しい論説が目立つのはそうした背景からであろう。
アラブの政府が国内的不満の解消に使うもう一つの手段は、アラブの国の
中の政権が弱体な国に関与し、内戦を起させることだ。その国の各派に対し、
それぞれのアラブの国が援助を送り戦闘をさせることにより、悲惨な状況を
作り出すのだ。それを傍観する側のアラブの国々の大衆は、自分たちの
方が冷静であり恵まれていると、内戦発生国の報道を見ながら考え、不満の
度合いが下がるということだ。
- 156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 11:44:30 ID:Er5KccMx
- レバノンでは、大統領不在の状態が昨年末から、いまだに続いているが、
レバノン各派の間で折り合いがつかないのは、それが原因なのだ。
述べるまでもなく、レバノン国内の各派はそれぞれが持つスポンサーの
意向を受けながら行動を決定している。彼らレバノン人の意思で、レバノン
人同士の合意によって、この国内緊張状態を解消することが出来ないのは、
そうした理由があるからなのだ。
日本のような平和に慣れた国の人達から見れば、15年も内戦を続け全ての
ものを破壊し、多くの犠牲者が出たのだから、平和に対する希求心が日本人
よりも強く、平和が実現しやすいだろう、と考えるのは大間違いなのだ。
今年のレバノンの夏は、既に暑さが始まった。既に30人近い戦死者が出て
いる。そして戦争は、現在のレバノン人にとっては数少ない収入源であり、
ビジネスのタネなのだ。イラクで戦闘員をやっている人たちも、警察や軍隊
に入っている人たちも、それが生活の手段なのだということを忘れないで
欲しい。それがアラブの現実なのだ。
- 157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 01:37:25 ID:I2J73QDM
- ベイルートで内戦終結以来最悪の戦闘 08年05月09日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/qudsarabi/080509qudsarabi_um.mht
アメリカに支援を受けたレバノン政府がヒズブッラーの通信網を狙ったことは
ヒズブッラーに対する宣戦布告だとイランに支援を受けるヒズブッラーが主張
したことで、昨日ベイルートでは暴力的な対決が繰り広げられた。治安関係者
によれば戦闘により少なくとも5人が死亡、12人が負傷したという。
ベイルートの多くの地区でヒズブッラーおよびヒズブッラーと同盟関係にある
アマルの戦闘員が政府派の武装メンバーと機関砲やロケット弾を撃ち合い、
首都は国内勢力同士の戦闘としてはレバノン内戦終結以来最悪の戦闘状態
にある。治安関係者によれば、ヒズブッラーの戦闘員は政府を支持するムス
タクバル潮流の事務所を少なくとも3箇所襲撃、多くの自動車や店舗が炎上し、
怯えた市民数十人が騒乱の起きている地区から逃げ出した。ベイルートに
おいてガザ地区での事態が再現される可能性を示す光景だ。
スンナ派・シーア派抗争や内戦を予兆するこのレバノン危機の解決に向けた
政治的・外交的コンタクトは実を結んでいない。こうしたコンタクトのうち最も
目についたのは、サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相の命を
受けて、アブドゥルアズィーズ・ハウジャ在レバノン大使がイランのムハンマド・
リダー・シャイバーニー[在レバノン]大使と行った危機打開策の協議であった。
シャイバーニー大使はヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長とナビーフ・
ビッリー国会議長の両者に連絡をとり、政府がシーア派を標的とした決定を
撤回することが解決への糸口だとの回答を引き出した。
ナスルッラー書記長は記者会見でこうした事情を率直に表明し、抵抗運動と
そのメンバーが手出しを受ければその手を切ると脅しつつ、ヒズブッラーは
クーデターを起こしたわけではないと否定、多数派勢力に対し、「もし我々が
クーデターを望んでいたなら、あなたがたは監獄か海の中で眼を覚まして
いただろう」と述べた。
- 158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 01:44:02 ID:JjbGM/Ez
- ムスタクバル・ブロックの代表サアド・アル=ハリーリー議員と進歩社会
主義党の代表ワリード・ジュンブラート議員はナビーフ・ビッリー議長と連絡
をとり、危機について協議したが、市中を支配しているのが弾丸や砲弾で
あるような状況では何ら前向きな案を出せなかった。現場を支配している
のはヒズブッラーであり、ムスタクバル潮流の拠点の多くが攻撃された事は、
ベイルートにおいてガザ地区での事態が再現される可能性を示している。
レバノンの現場は昨日新たな展開を見せ、ムスタクバル潮流のメンバーが
ベイルート市や空港道路の封鎖に対する報復措置として〔シリア国境の〕
マスナアへ向かう道路やスンナ派が多いベカー高原の中・西部の道路の
大半を封鎖し、更にはヒズブッラーの拠点であるベイルート南部郊外と
レバノン南部を結ぶ海岸道路を閉鎖した。ラアス・アル=ナブウ地区や
コルニーシュ・アル=マズラア地区、国会議長邸があるアイン・アル=
ティーナ周辺で武力衝突が繰り広げられ、議長府の警護員1人が死亡した。
衝突はバスタ地区にも拡大し、ブルジュ・アル=ムッル周辺やムスタクバル
TVの放送局付近でも銃声が聞かれ、夜間の閣議を開いていた閣僚らにも
銃声が届いた。この閣議で声明は出されず、イリヤース・アル=ムッル国
防相は国軍のミシェル・スライマーン司令官と会議を行うため国防省のビル
へ向かい、司令官とともにサアド・アル=ハリーリー議員の和解案について
協議を行った。
ワリード・ジュンブラート議員の自宅の外では、同氏がテレビの生中継で
話している最中にも大きな銃声が聞こえ、クレマンソー地区にある同氏の
自宅が包囲されていることを示している。ジュンブラート氏は、「私は市民と
共にベイルートに留まる。イスラエルによる包囲の際にもここに残ったように」
と述べた。消息筋によれば、包囲は政府省庁や首相府付近、サアド・アル
=ハリーリー議員や共和国ムフティーの自宅なども及んでいるという。
(後略)
- 159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 19:00:02 ID:JjbGM/Ez
- コラム:レバノン情勢、ヒズブッラーと与党の抗争 al-Quds al-Arabi紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/qudsarabi/080510qudsarabi_kiri.mht
過去四日の出来事によりレバノンにおけるパワーバランスの真相が露呈された。
サアド・アル=ハリーリーやワリード・ジュンブラートら与党指導者達は、気づけば
自宅を包囲されており軍に護衛を求める事もできなくなっていた。つまり、優位に
立ち自らの意図を強制し得る勢力が国内に存在するという事だ。
与党側がこれを知らなかったわけではない。彼らは兵法上の現実(野党側の
軍事的有利)の詳細を承知していた。それでは何故彼ら、与党側は、ベイルート
空港保安局長ワフィーク・シュカイル中佐を放逐し、ヒズブッラーの通信網や
カメラ等を違法として撤去させるような、高圧的手段を用いたのか。
与党指導者全員がひどく素朴な考え方をしていたとしたら話は別だが、それは
有り得ない。とすれば、外部勢力が彼らに緊張を高める事を要請したと考えら
れる。ヒズブッラーを消耗戦たる内戦に引きずり込むためである。
アラブ穏健派の間では、レバノンの武装抵抗勢力を粛清すべしという合意が
成立している。米イスラエル双方の意に適う合意である。彼らが各々、レバノン
における自分の同盟勢力を唆し、ヒズブッラーが国内問題で武力行使に走る
よう仕向けたという事は充分考えられる。そうすれば、イスラエルに占領された
レバノン領土解放のためではなく、レバノンを支配し合憲的な制度を転覆させる
ために武力行使を行ったとしてヒズブッラーを糾弾できる。
彼らはレバノンを国際管理下に置きたがっている。セニョーラ氏率いる合法的
政府を救済するとの名目で軍事介入する隙を、合衆国、イスラエル、フランス、
そして幾つかのアラブ諸国も狙っている。米戦艦は未だレバノン海上沖に留まり
即座に介入する機会を窺っている。しかし介入は、とてつもなく高くつくだろう。
米イスラエルは、合法的理由なしにレバノンの抵抗勢力に宣戦布告はできない。
すっかり信用を失った米政権はこれ以上虚言を弄する事ができず、また、レバ
ノン戦線はしばらく静かであった。
- 160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 19:00:26 ID:JjbGM/Ez
- 国連暫定監視部隊は国境監視の任務を完璧に遂行し、抵抗勢力による越境
行為も記録されていない。逆に、断続的にレバノン領空を戦闘機によって侵犯
しているイスラエル側の越境が数度認められた。
本日開催の緊急アラブ外相会議は、ライス国務長官が打ち立てたアラブ穏健
派枢軸の二大中心勢力エジプトとサウジの呼びかけで行われる。レバノン危機
国際化の第一歩である。これが、米イスラエルの軍事介入に、アラブによる
合法的決定という隠れ蓑を与える。そして、イラン、シリアを引きずり込む地域
戦争の前哨戦とするだろう。
エジプトの報道官は、イランの支援を受けた勢力がレバノンを制圧するのを
エジプトは見過ごすわけに行かないと述べたが、これはレバノンの抵抗勢力に
対する宣戦布告であり、軍事介入の意図を示している。この報道官が、アメリカ
に制圧されているイラク、イスラエルに占領されているパレスチナに同じ事を
言わないのはどういう訳だろうか。ガザを包囲しそこから燃料を絶ち、イスラエル
には低価格でガスを供給するようなことを、どうしてエジプトは見過ごせるのか。
アラブに二大勢力があることは否めない。シリア、イラン、ヒズブッラー、パレス
チナ抵抗諸派が適用する選択肢を取る側と、穏健派アラブ諸国のように米陣営
に組し、その中東戦略、イスラエルの軍事的優位の確保を支持する側である。
抵抗という選択肢を固持することによりハマースはガザを、ヒズブッラーは
ベイルートを支配した。対する相手、米陣営に組する方が実質的に失敗を重ね、
一般大衆の支持を失ったからである。アメリカを支持するアラブが、その対テロ
戦争に参加し、イラク侵攻に際しては支援を行い、イスラム系組織の摘発に
全力を挙げるなど、無償で多大な奉仕をしてきたにも関らず、イスラエル入植地
は一つも解体されず、西岸の700に上る検問所は一つも撤収されない。
- 161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 19:01:05 ID:JjbGM/Ez
- ヒズブッラー、そしてハマースがイランの支援を受けているのは事実である。
そのうえで、イランが前者を通じてレバノンを支配し、後者を通じてパレスチナ
への足がかりを見出したとしたら、米構想に追従するばかりで失われたアラブ
の尊厳を取り戻そうともしない公式アラブ政権の無能が責められるべきである。
イランが何事か企てている。トルコも、そしてインドも中国も。しかしアラブには
構想と呼ぶべきものは全くないのである。
穏健派枢軸がそう見せかけようとしているが、レバノンの戦闘はスンニー派と
シーア派の対立によるものではない。抵抗派と降伏派、アラブ共同体に対する
アメリカの戦争を支持する側とそれに対陣する側、イスラエルに打ち勝った側
と負けた側の戦いである。圧倒的にスンニー派が多いパレスチナ人は、シーア
派あるいはヒズブッラーに何ら敵愾心は抱いておらず、それどころか少数を
除き彼らを支持している。北アフリカ、地中海東部のアラブの人々の大部分に
これが当てはまる。従って、シーア派あるいはヒズブッラーを悪者に見せかけ
ようとする執拗なアメリカの試みは失敗に終わっている。過去に左翼を悪者
扱いしようとした時と同じである。
現米政権は、宗派主義という新種のウィルスを広めようとしており、同盟政権
を使ってイラクの宗派モデルをアラブ圏一帯に移植するつもりである。アメリカ
はイラクではスンニー派に対抗するためシーア派と手を結び、レバノンでは逆
をやっている。彼らは、全ての抵抗勢力を敵としている。
アメリカが敵味方を分ける基準は、アラブ圏における米構想の足がかり、
つまりイスラエルである。イラクで起きたようにイスラエルに挑み抵抗を宣言
する者は、宗派に関係なく不倶戴天の敵であり罰せられ孤立させられなけれ
ばならない。イスラエルとの共存を受け入れ、それを抹消しようなどと考えず、
イラク占領を支持するのが、アメリカが支援してやるべき友好国である。
- 162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 19:02:23 ID:JjbGM/Ez
- レバノンに中立は有り得ない。焦点となる地域、その治安、資源、政治信条
が標的とされる地域にあって、地域的、国際的な繋がりを持つ宗派派閥が
絡み合う勢力配置と、その多くが雇われ者の腐敗した政治指導層の元で
中立は不可能である。しかもレバノンは、闘争を続ける二大勢力の中間に
位置する。つまり、地域に植えつけられ敵なくして生きることのできないイス
ラエルと、自らを歴史的地理的、そして戦略的中心とみなすシリアである。
レバノンが平穏と呼べる短い時を過ごしたのは、その多くがヘブライ国家の
成立以前であった。過去10年の静けさも、シリアとサウジの合意、アメリカ
の恩寵、イスラエルの看過の結果による作為的なものといえる。いまや
サウジ・シリア合意は破綻して敵意がむき出しになり、アメリカの恩寵は
気化した。イスラエルは、2006年7月に粉砕された軍の威容回復の望みを
かけて戦争の準備をしている。現在の緊張状態はこのように説明できる。
この危機が近く打開される見込みはない。暴力という発想は日々膨れ上
がるだろう。アメリカとイスラエルが、イラン、シリアを戦争に引き込むべく、
あの手この手で治安的混乱を欲しているからだ。レバノン市民が例外なく、
この悪魔的企ての犠牲となるわけである。
繰り返される「対話に戻れ」という言葉、あるいは壊滅的戦争から国を救え
などというアピールは、役に立たなさそうである。残念ながらレバノンは、
アラブ間のそして国際的闘争におけるパワーバランスを映し出す鏡として
は極めて信頼できる。そのため、国内での合意も外部の合意なしには
実現されないのである。誠に遺憾ながらレバノンは道具である。その決定
が独自になされた事は1日足りと無く、その体制は相対的にしか面目を
保てない。それゆえ将来のビジョンはただ暗い。
- 163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/15(木) 16:47:49 ID:hCns2PV9
- レバノンでは内戦状態が、過去に15年間も続いたことがある。それは、
1975年から1990年に渡る長期間のものだった。多数のレバノン人が犠牲
になり、多くのレバノン人は戦禍を逃れ、アフリカや欧米に移住していった。
アラブ商人のなかでも、特に商才に長けたレバノン人たちは、外国に移住
しても、たくましくその商才を発揮し、外国で15年の内戦の間にひと財産
作り、戦争が終結すると帰国して来た者も少なくかった。
レバノンの首相を務め、戦争で瓦礫の山と化していた首都ベイルートの
再建に私財をなげうった人物、ハリーリ氏もある意味でその一人だった。
しかし、彼はシリアが関与したとされる、テロによって爆殺されている。
彼の努力で、ベイルートの大半は、以前よりも美しい町並みに回復して
いた。しかし、ここに来て、再度、レバノンは内戦状態に突入しつつある。
少なくとも、その危険性に満ちているといえよう。
アメリカは艦隊をレバノン沖に送り、いつでもレバノン軍を支援できる体制
になっている。サウジアラビアも、イランがレバノンの国内問題に介入して
いると非難している。アメリカとサウジアラビアの言い分を聞いていると、
今回のレバノンの緊張は、あたかもイランの差し金、陰謀によるものの
ように伝えられているのだが、果たしで事実はどうであろうか。
- 164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/15(木) 16:48:33 ID:hCns2PV9
- そもそも、ヘズブラとレバノン政府、軍との緊張が起こったきっかけは、
ヘズブラ幹部がベイルート空港の責任者であったものを、政府が解任
したことから始まっている港や空港の最高責任者というのは、密輸を
取り仕切ることが出来、大きな権益になっているわけだから、その職
から解任されるということは、ヘズブラにとっては大きな収入源に繋がる
ことだったといえよう。
そして、ヘズブラの武装解除に繋がるテレコミ活用への規制が重なり、
武力対立に至ったというものだ。決してイランが意図的に介入したことに
よって、今回の緊張が始まったわけではないのだ。
それにも拘らず、アメリカやサウジアラビアが、イランをレバノン内戦の
裏の首謀者とするのは別の意図があってのことであろうと思われる。
つまりアメリカにしてみれば、世界に対しイランを悪役として、イメージ
付けたいのではないかということだ。
それに、サウジアラビアが追従せざるを得ないというのが、現在の中東
情勢であろう。その裏には何があるかと勘ぐると、アメリカにはいまだに、
イランに対する軍事攻撃をかけたいという、野望があるのではないのか。
- 165 :38<71:2008/05/15(木) 16:57:10 ID:VxFsqnhW
- 軍需経済に飼育された民主議員は?:2008/05/12(月) 16:19:07 ID:iYmkFnw8
軍需経済に飼育された真っ黒い右翼恐喝街宣車が今日も日本中を走り廻る。
映画「靖国」恐喝事件、横田めぐみさん拉致事件、イージス艦衝突事件、高輪プリンス予約取り消し事件、
ダライラマ一派の民族間間憎悪扇動事件、イラク・パレスチナでの5月連日虐殺事件、福祉年金医療費収奪削減事件、
これらは全て、
社会の醜悪な病原菌である軍需経済によって引き起こされた犯罪事件である。
あらゆる社会犯罪の源流を成す軍需経済の悪辣な本質について政治もマスコミも逃げ回る。
逃げ回る逃げ道を、犯罪の被害者である奴隷国民が常に用意しているからだ。
http://thor.prohosting.com/esashib/kenpo05.htm
強力な薬剤耐性菌が地域に浸透して行く恐怖!
岩国、沖縄、横須賀、周辺地域、、、対策なしの軍癒着市政。
http://esashib.hp.infoseek.co.jp/aegis06.htm
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-10-31/03_01.html
イラク帰還兵から耐性菌…野戦病院で感染、拡大・カナダ政府が近く対策会議
イラクやアフガニスタンの野戦病院にいるとみられる強力な薬剤耐性菌が、帰還する負傷兵とともに各国へ侵入、
一般病院にも拡大している。この細菌は医療施設に一度入り込むと除去が難しい。
http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0505/hibi-niisi-050530.htm
http://members.at.infoseek.co.jp/NankingMassacre/mondai/gyakusatu.html
2chから公開情報を消された映画『光州5・18』と日朝の巨大軍需経済
超話題作!映画『光州5・18』5月10日(土)ロードショー開始!動員740万人、映画興行収入トップ10入り。
http://www.cinemart.co.jp/theater/shinsaibashi/lineup/20080303_1330.html
http://may18.jp/
http://homepage1.nifty.com/ea-photo/kwangju/index.html
- 166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/17(土) 18:52:28 ID:USet9q+N
- アラブの新聞に、エジプトの識字率が意外に低いというニュースが掲載されていた。
エジプトはアラブ諸国のなかでは教育先進国であるがゆえに、驚かされた。
そのエジプトの現在の識字率が、なんと30%だというのだ。
このエジプトの識字率は、次第に低下しているとも書いてあった。つまり、エジプト
では貧困レベル以下の人たちが増加し、子供たちが学校へ行けなくなっている
割合が高くなってきているということだ。
字が読めない人たちのなかには、女性の割合が高いのは、致し方ない部分が
あるかもしれないが、6歳から18歳という若年層の間ですら、300万人が学校へ
行っていないというのだ。これではどれだけ政府が立派なことを言っても、国民の
全体的な経済レベル、生活レベルを引き上げることは無理であろう。
最近、エジプトからは国家公務員の給料が30%引き上げられたというニュース
が報じられたが、同時に、公共交通網の乗車運賃を引き上げ、タバコの値段も
引き上げたということだ。そのことは、低所得者層が仕事に向かう上で、毎日
負担が増したということであり、数少ない贅沢であるタバコの喫煙も難しくなった
ということであろう。(タバコが吸えるのは貧困層のなかでも、上位の人たちだ)
しかも、今回の値上げの前には、基礎食品であるパンの大幅値上げがあり、
庶民の暮らしはギリギリまで追い込まれているのだ。そうなると、エジプト社会
が暴発するのは時間の問題かもしれない。こうした社会的不満の拡大と緊張
のなかでは、戦争が有効な大衆の権力に対する怒りの矛先を変える手段だ、
ということは歴史にいくらでも例がある。
レバノンでは内紛の兆しがあり、シリア・イスラエルの間では戦争の兆しがある。
サウジアラビアでは、イスマイル派(シーア派の一派)の取締りが強化されている。
しかも、サウジアラビアを含む湾岸諸国では、いずれもインフレがひどくなって
きている。湾岸諸国は外人労働者の不穏な動きを未然に防ごうとして、危険と
思われる労働者たちを、強制退去させてもいるのだ。
つまり、いまの時点で、アラブの国々は何処を見ても、楽観できるところはない。
- 167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/19(月) 17:35:01 ID:IdtyAPHn
- アニメ「子どもと占領者」、アラブ諸国でも放映へ Jam-e Jam紙
http://www.jamejamonline.ir/papertext.aspx?newsnum=100938389128
普段、ある特定の種類のアニメを見て、それと関係を築き、楽しむことに
慣れてしまっている私たちであるが、時には、普通とは違った形の、新鮮
で魅力的な作品に出会うこともある。
アニメシリーズ「子どもと占領者」は、そんな作品の一つである。この作品
ではある種の時事的な問題が扱われており、そのため国内外の多くの
視聴者たちと接触することのできる作品となっている。このアニメは、コン
ピュータによる3D技術を使って作られたシュールなコメディで、アクション
の要素を取り入れることによって、他にはない魅力が加えられている。
13話から構成されたこの作品の最新シリーズは、パレスチナ人の子ども
とその末の妹が一人のイスラエル兵に出会い、そのイスラエル兵が2人に
対し面倒を起こすという設定を軸に、さまざまな話を展開している。
このアニメの企画担当者ダーリユーシュ・ダールヴァンド氏の話によると、
このアニメシリーズの最大の特徴は、上下の動きの多い視覚的な効果と、
さまざまなシンボルの活用である。この作品には台詞がないため、シンボル
や記号を多く用いた画像によってのみ、視聴者との関係を築いていくことが
試みられているのである。
シリーズ「子どもと占領者」は、今までトルコとシリアで放送されていたが、
これからは他の国々のテレビでも放送されることになっている。
シオニスト体制の犯罪に対する理解を子供たちに深めてもらうこと、
侵略者との対決に子供達を精神的に備えさせておくこと、国際社会の
政治的なシンボルやマークに対する理解を子どもたちに深めてもらう
ことなどが、このアニメシリーズ制作の目的の一つであるという。
- 168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 21:09:21 ID:fmsEyT12
- クウエイトで選挙が行われたが、その結果は、イスラミストが大幅に増加した
というものだった。50議席のうち24議席がイスラミストによって占められたと、
インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は伝えている。
女性も立候補していたが、これは全滅だったようだ。その辺の事情について、
ヨルダン・タイムズ紙は「湾岸地域の選挙では、家族の方針にそって投票が
行われるからだ。」と解説している。つまり、家長の方針に沿って女性も投票
するため、女性の候補者に女性票が集まるということはないということだ。
以外だったのは、ムスリム同胞団が選挙前の半分の3人になったことだ。
解説では、ムスリム同胞団は穏健派イスラム主義者たちだとされている。
これとは対照的に、シーア派がこれまで議員が1人だったものが、今回の
選挙で5人に増加していることだ。しかも、彼らのうち2人がレバノンのシーア
派ヘズブラの軍司令官であるイマード・ムグニエが暗殺されたとき、クウエイト
で抗議デモに参加していた人物だ。つまり、バイバリのイスラム原理主義者、
あるいはイスラミストと言える人たちだ。
- 169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 21:11:43 ID:fmsEyT12
- こうした社会的変化は、何故いまクウエイトで起こっているのだろうか。
ひとつは、クウエイト国内にアメリカ軍の基地が存在することが挙げられる。
クウエイトのシーア派は、イラクのシーア派と強い関係にあるのだ。加えて、
インフレの高進も理由であろう。クウエイトが石油収入により金満国家だと
言われて久しいが、国民やクウエイトに居住する人たちの、全てがそうとは
限らないのだ。クウエイトに住む人たちの間には、幾つもの階層があるのだ。
クウエイトの一等国民、二等国民、ビドーン、外国人などだ。一等国民は
あらゆる面で、優遇されているが、二等国民は必ずしもそうではない。
湾岸戦争の後で、問題が顕在化したビドーンは、クウエイトに大分前から
居住している人たちであり、何代もクウエイトに住んでいるにもかかわらず、
いまだに国籍を与えられないでいる人たちだ。そして最後が、外国からの
出稼ぎ者たちだ。彼らは月額150ドル程度で働いているのだ。
ここで書いたシーア派のクウエイト国民たちは、クウエイトではやはり
ある種の差別の対象となっており、スンニー派の国民とは違う待遇が
なされている。こうした社会事情が、今回の選挙でイスラミストの台頭
という状況を生み出したのかもしれない。
- 170 :allllldoit:2008/05/21(水) 21:13:33 ID:HUK2bWJA
- 難しい問題ですね。
- 171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 23:22:24 ID:wOykzKov
- >>166
>サウジアラビアでは、イスマイル派(シーア派の一派)の取締りが強化されている。
サウジにイスマイル派なんていたっけ。
ソースキボンヌ
- 172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 23:53:10 ID:C2eJtjna
- レバノン、シリアとサウジの争いの中心に E'temad-e Melli紙
http://www.roozna.com/Images/Pdf/14_24_2_1387.Pdf
今日の中東情勢の中で、何よりも際立っているのは紛争と政治対立である。
これらの問題を解決するため、その対策を考える会合や会議が度々開催
されている。5月11日にレバノン情勢を検討するためにカイロに集まったアラブ
諸国の外相らによる会議も、こうした会合の一例であるが、しかしまたしても
アラブ諸国は懸案事項について協調姿勢を取ることができなかった。
むしろカイロで開かれた今回の緊急会議は、レバノンで起きている出来事に
ついて、これまで積極姿勢を見せてこなかったサウジアラビアが、アラブ世界
で今最も人気の高い人物でもある抵抗運動(=ヒズブッラー)の指導者を直接
的に侮辱することで、自らの失敗を少しでも挽回しようと試みる場となった。
長く外務大臣のポストに留まっているサウジアラビアのサウード・アル=
ファイサル外相は、日曜日の会議において、昨今のレバノン情勢における
レバノン・ヒズブッラーの役割を非難する一方、シニオラ政権が送り込んだ
使節の提案を〔レバノン問題の〕解決策として承認するよう働きかけを行ったが、
シリア代表はこれに強く反発、サウジアラビア外相のこの対応に激しく抗議した。
シリア・サウジ双方の文字通りの「口論」が激化した背景には、過去数ヶ月間
に渡る地域におけるサウジアラビアの危険な計画の数々が衆目に明らかに
れたことがある。
シリア大統領の暗殺テロ計画――その実行者らは逮捕され、ファイサルが
釈放の努力をしたものの何の成果もなかった――に始まり、ダマスカスに
おけるヒズブッラー指揮官ハーッジ・イマード・ムグニーヤ暗殺テロへの関与、
イラクへのテロリスト派遣と同国人民に対する敵対行為、〔レバノンの反シリア
勢力である〕3月14日勢力への武器供与、イラクにいる偽善者集団〔※イラン・
イスラーム共和国体制を敵視する反政府勢力モジャーヘディーネ・ハルグ
(MKO)のこと〕への支援、ガザ地区住民包囲におけるシオニスト体制との
共同歩調、ならびに同住民殺害への関与、33日戦争〔2006年7月に勃発した
- 173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 23:54:10 ID:C2eJtjna
- レバノンにおけるヒズブッラー・イスラエル間の戦争〕でのシオニスト体制との
同調姿勢、そしてシオニスト体制へのレバノン・イスラーム抵抗運動殲滅要請
など、これらの企みはいずれもリヤドで計画されたものであり、この体制の
王族らが所有する膨れあがったサウジ・リヤルとドルを使って、アメリカとイス
ラエルの思惑を実行に移すために、地域レベルで画策されたものなのである。
(中略)
■ カイロ会議で何が起きたのか
レバノンの新聞アル・アフバール紙によると、日曜日、カイロでの公式会議
開会前に、エジプトとサウジアラビアは〔会議の〕議事案を提示し、その行動を
理由にヒズブッラーを厳しく非難するとともに、《アラブ軍》のレバノン派遣案の
検討を要請した。しかしこの案は、カタールとオマーン、及びアラブ連盟の
シリア代表からの激しい反対にあった。
また本会議でもアラブ連盟のアムル・ムーサー事務総長が議場に入る前、
サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相は演説の中で、レバノンで
狂気の戦争を始めたとしてヒズブッラーを告発し、続けて、ヒズブッラーの
サイイド・ハサン・ナスルッラー書記長についてシオニスト体制のアリエル・
シャロン元首相を引き合いに出して、「ナスルッラーは、シャロンと同じく、
ベイルートを占拠しようとしている」と非難した。
ファイサル外相は続けて、「レバノンの合法政府は真の戦争の危険に晒さ
れており、アラブ世界はイランが紛争を操り、ヒズブッラーがイスラーム
法学者による統治を打ち立てようとしているのを、手をこまねいて見ている
わけにはいかない」と語り、さらに次のように続けた。「我々は全力でこの
紛争の停止に努力し、レバノン派遣へ向けて一刻も早くアラブ軍を組織し、
それによって合法政府を支援しなければならない」。
また外相は「我々が今しなければならないのは、ヒズブッラーとイランを
明確に批判する声明を出すことだ。そして次に、〔レバノンの〕武装勢力に
対し街から撤退するよう警告しなければならない。またその後には、シニ
オラ政権の忍耐をねぎらい、我々の同政権に対する支援を確約しなけ
ればならない」と付け加えた。 (後略)
- 174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 22:17:09 ID:0D/xYfIK
- “メガワット”にうんざりのイラク市民 al-Sabah al-Jadid紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/sabahjadid/080519sabahjadid_kt.mht
このところ、電力システムのメガワット数増強に関するニュースをしょっちゅう
耳にする。その最新の一つが、すでに我々をじりじりと焦がし始めたこの夏に、
新たに500MWの電力を増加するという吉報を伝えるニュースだ。
だが実際のところ、現実の生活に関していえば、この増加の成果を市民は
一向に感じていない。どの市民も“メガワット”などという問題には関心がない
のだ。そんなことは電力会社で働く技術者の関心事にすぎない。電力会社の
広報は、そういう技術的な用語を誰にでも理解可能な言葉に翻訳すべきなのだ。
たとえば「市民への電気供給時間をもう4時間増やす」というような。
実際には、〔公金を横領して〕逃亡したアイハム・アル=サーマッラーイー
電力相の時代から現在にいたるまでの電力省高官達が発表した、増強された
メガワット数を全て集めれば、数カ国に電力を供給するのに十分な、数万メガ
ワットというとんでもない量になるはずだ。ところが現実の状況は全く逆で、
市民への電気供給に関していえば、2003年の夏の方がましだった。
それからは、新たにメガワット数が追加されると発表される度に状況は悪化し、
通信社が電力省高官の声明を報じるたび、多くの市民が心臓を手で押さえる
ようになった。なぜなら新しい声明が出るということは、停電時間が2倍に延び、
苦しみが増すことを意味すると、市民は苦い経験から学んだからだ。しかも、
電力状況の改善が報道されるのはいつだって、暑さが和らいで、エアコンは
おろかシーリングファンすら使わなくても済む時期になってからなのだ。
電力関係者が夏が来る前に、とか6月あるいは7月に、数千メガワットの電力
を増強すると語るとき、われわれは6月が過ぎ、7月が過ぎ、夏が過ぎても
相変わらずの猛暑の中、イラクの夏に身を焼かれる。
- 175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 20:49:53 ID:jq6YJqFu
- 多分、アメリカが強い圧力をかけているのであろう、イラクのマリキー首相は
何とかアメリカとの間に治安協定を結びたいと考えているようだ。そのためには、
イラクのシーア派最高権威者である、アヤトラ・シスターニ師の支持を取り付け
なければならない。それ無しに話を進めた場合には、イラクのシーア派の相当
部分が、マリキー首相の合意に反発して、反政府の武力闘争を始めるからだ。
このために、マリキー首相はナジャフ市を訪問して、シスターニ師に会ったが、
色よい返事はもらえなかった。マリキー首相はあいまいな表現でシスターニ師
の支持を得たと言ったが、シスターニ師の側近がすぐに発言を否定した。
それどころか、シスターニ師は「絶対にアメリカとの間に、治安協定を結んでは
ならない。私が生きている間、許可することはない。」と語ったとシスターニ師の
側近がマリキー首相とシスターニ師の対話の内容を明かしている。
当然であろう。イラク国民はアメリカの恒久的な支配に繋がるような、協定を
やすやすと結ぶはずがない。その合意がいかに危険であるかということを、
彼らは知っているのだ。レバノンのシーア派ヘズブラの幹部の、ハサン・ナス
ラッラー師も、「イラクがアメリカとの間に、治安合意を締結することに絶対
反対だ。合意はイラクの治安ばかりではなく、政治もイラクの石油その他の
資源も、支配することになるからだ。」と語り、反対の立場を明らかにしている。
当然のことながら、このヘズブラやシスターニ師の見解は、イランが支持
していようし、シーア派国民ばかりではなく、ほとんどのイラク国民が反対
しているものと思われる。それでも、マリキー首相はアメリカとの間に治安
協定を結ばざるを得ないのではないか。そうであるとすれば、彼はアメリカが
ほんの少しでも、ガードを緩めた瞬間に、暗殺される危険にさらされることに
なろうということだ。
- 176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 19:44:38 ID:NUTXZwjR
- イラク情勢:前政権高官らの拘留の現状 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20080529_085924.html
イラク政界の大物ターリク・アジーズを拘束している当局は、27日
唐突に新たな容疑を加えた。アジーズ弁護人バディーウ・アーリフが
本紙に述べたところによれば、バグダードの検察側がこれまでの
ものとは異なる全く新しい容疑でアジーズを告発した事を昨日知った。
これは、マスウード・バルザーニー(クルド自治区大統領)につながる
バルザーニー・グループ粛清の責任をアジーズに負わせるもので、
同氏のより長期の拘留を保証する事となる。
バディーウは、アジーズに対する一連の手続きの性質が明らかに
なったとして、同人を拘束している側は、彼の殺害を試みている、
あるいは拘束を続けようとしているが、どのような容疑で告発しても
有罪にする事が困難であるので、より長期刑務所に留める口実を
設けたとの見方を示した。
またバディーウ弁護士は、マーリキー政府の刑務所で前イラク政権
のエリートらが直面している悲劇的状況を明かし、著名なイラク軍
司令官でサッダーム・フサイン大統領夫人の実の兄弟でもあった
ハイラッラー・ティルファーフの長男ルウイ・ティルファーフは、裁判
が行われないまま5年間拘束され続けた挙句クルド・グループ殺害
容疑で告発されたが、その事件は1980年に遡るものであり当時被告
は10歳の少年であったなど指摘した。
- 177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 19:46:50 ID:NUTXZwjR
- 多数のサッダーム親族の弁護人でもあるバディーウによれば、
故大統領の娘ハラーの夫ジャマール・ムスタファは8ヶ月前に釈放
が見込まれていたにも関らず、米側は、イラク政府の圧力により
その決定を見直した。現イラク政権が、サッダーム時代に何ら
統治組織との関りを持たなかったジャマール・ムスタファに対する
容疑を捏造したためである。
数ヶ月前米側は、ムスタファを国外で引き渡すべく家族に旅券の手配
を要請しており、準備は整っていたが、その決定が突然撤回された。
また、サッダームの兄弟、バルザーン・アル=ティクリーティの長男
ムハンマドは、スイスで大学に通っていたところを拘束され、現在まで
理由を明確にされないまま拘留中である。
拘留中に片目の視力を失った元通産相ムハンマド・マフディ・サーリフは、
バディーウ・アーリフ弁護士を通じ、バグダードに来てもう片方を治療して
くれるヨルダン人あるいはアラブ人医師を求むとのアピールを行った。
治療を受けないままでは全盲となる可能性があり、重篤な病人は釈放
すべしと規定するジュネーブ条約他の国際合意に反する事となる。
元空軍司令官ムザーヒム・アッサアブも容疑が明らかにされないまま
数年間拘留されている。ガージー・アル=ウバイディは赤十字の要請
により釈放されたが、その一年後癌で死亡している。
- 178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:03:53 ID:Jt5pF1Qw
- 米イラク条約にサドル派の反対デモ al-Quds al-Arabi紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/qudsarabi/080531qudsarabi_kiri.mht
5月30日、ワシントンとバグダードの協議に反対するシーア派宗教指導者ムク
タダー・サドルの呼びかけに、イラク国民数千が応じた。協議では、2008年以降
の米軍のイラク駐留の規模が話し合われる。
バグダードのサドルシティでは数千が街頭に出て最大のデモの一つとなったが、
そこでは若者達が、サッダームに似せた服装を施したマーリキー首相の画像を
掲げていた。バグダード北西のカージィミーヤ地区では数百名がデモを行い、
政府と占領側の安保条約に反対するイラク国民の立場を国連にアピールする
サインの後で人々は拳を振り上げた。
2003年サッダーム放逐のためイラク侵攻を率先して行った合衆国は、現時点で
15万5千の兵を駐留させている。ワシントンは国連から与えられた任期が切れる
12月31日以降、イラク駐留を法的に認めさせるための条約をイラクと交渉している。
これについてサドル派は、イラクの主権を外国政府に渡す事とみなしている。
その要員数万とも言われるマフディ軍に支持され、シーア派貧困層で高い人気を
誇るサドルは、米軍の国内駐留についての国民投票に政府が同意するまで
プロテストを続ける事を呼びかけている。
マーリキー政府内の最大シーア派政党イラク・イスラム最高評議会の党首アブ
ドゥルアジーズ・アル=ハキームは、外国軍駐留期間の点で、条約を批判した。
ネット上の声明でハキームは、イラクの国家としての主権に抵触するとの理由で、
この条約における米側の要請の多くに反対というのが国民の総意であると述べた。
金曜、首都から南東に150キロのアル=クートでは、約1200名がサドル派事務所
を目指して行進した。クートのサドル派事務所長サアド・アル=マーリキーは、
この条約が撤回されるまでデモが続けられるだろうと述べた。
- 179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 20:56:47 ID:hfgG4HGM
- アメリカはイラク国内に恒久的な基地を確保するために、イラク政府との間で、
長期間に及ぶ治安協定を結ぼうとしている。それを急ぐのは、今年中に今まで
の協定が期限切れになるからだ。
しかし、このアメリカの希望している治安協定は、イラク国内にアメリカが13の
基地を有し、駐留のアメリカ軍民は犯罪を犯しても、その罪をイラクの司法が
裁くことが出来ない性質のもののようだ。
つまり、沖縄の米軍駐留とほぼ同じ条件か、それよりもアメリカ側に有利な
ものであろう。日本本土の場合も、沖縄の場合も、当初は今以上にアメリカに
都合のいいものであった。従って、もしイラクがこの協定を交わした場合、
アメリカ軍の将兵は犯罪を犯しても罪を問われることなく、平気でイラク国内
に駐留し続けることが出来る、ということであろう。
イラクではこうした事情から、シーア派のモクタダ・サドルを先頭に、協定合意
反対の動きが活発になってきている。民族派、愛国者、文化人、宗教家など
多くのイラクの人たちが反対しているのだ。モクタダ・サドル師は「金曜礼拝の
後は、毎週デモを行おう。」とイラク国民に呼びかけている。イラクのシーアは
最高権威者であるシスターニ師も、「合意には国民投票が必要だ。」と語り、
反対の立場に回っている。
イラク国民の反対を前に、多くのイラク国会議員は、賛成票を投じることに
躊躇しているが、アメリカはこれらの議員に対し、賛成に回れば300万ドル
与える、という買収工作を始めたという情報が流れている。
- 180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 20:57:13 ID:hfgG4HGM
- こうした状況を見ると、今回のアメリカ・イラクの治安協定は、合意が難しいと
思えるのだが、そうではなさそうだ。現段階でイラク政府は、合意するとは
言っていないが、似通った協定を交わしている、ドイツ、日本、韓国、トルコ
などの実例を知るために、調査団をこれらの国々に送ることを決定している。
日本にも近く、日米安全保障条約の実情調査団がイラクから派遣されて来る
ものと思われるが、この際、イラクの調査団は自民党や、政府の関係機関に
だけ実情説明を受けるのであろうか。あるいは、民主党や共産党にも実情
説明を申し込むのであろうか。
アメリカとの協定を結んで、既に50年近い期間が経過している日本は、
やはりこの合意のもたらす、いい点と悪い点を、正直に説明してあげるべき
であろうと思われる。もし、社会党や共産党、民主党がこの訪問団の来日を
知らないのであれば誰かが教えてあげ、野党各党は在京のイラク大使館に、
訪問団の来日時期を問い合わせるべきではないか。
- 181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 19:20:48 ID:ISj2qwo2
- 50年代には洗濯物、今では鉄が泥棒に狙われる Al-Ahram紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/080601ahram_kt.mht
鉄が高価な貴重品のリスト入りを果たし、泥棒たちに狙われるようになった。
泥棒たちも経済状態に伴って盗品リストを更新しているらしい。
1950年代には洗濯物と鶏が盗まれるという現象が目に付いたものだが、
現在では鉄が盗品リストのトップに立ち、泥棒たちは道路標識から鉄道の
レール、電線、室内器具、大カイロ圏の配電函、マンホールの蓋に至るまで、
あらゆる金属製品を盗み始めている。これらは人的・環境的被害をもたらす。
マンホールに落っこちて死ぬこともあれば、電気が来なくなることだってある。
不思議なことに、鉄の窃盗団は盗品の処分に困難を感じていない。
買い叩いてやろうと身構えているクズ鉄屋がいるからだ。
道路上から盗まれた標識の数はここ3ヶ月間で633に上り、部屋の中の
貴重物や器具、配電函が盗まれたという通報なしには一週間と過ぎること
がない。配電函の盗難は停電を引き起こす。同じ悲劇は線路でも起きて
いて、電車の運行に突然の支障をきたす。そのため担当者たちは銅が
使われているケーブルを、泥棒たちの気を惹かないような別の素材に
取り替える方向に進んでいる。
現在では道路・橋梁公団のターリク・アル=アッタール所長の提案に従い、
金属以外の代替品を使用する研究が行われている。同様にカイロ県では、
下水網の鉄製マンホールをセメント製のものに取り替える試みが行われている。
- 182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 18:54:45 ID:UA2oVnXB
- Turker Alkan コラム:キュウリとトマトの並べ方は?―「禁止」全盛の風潮に思う Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=YazarYazisi&ArticleID=881300&Yazar=T%C3%9CRKER ALKAN&Date=03
どうして昔の詩人たちが恋人を果物や野菜に例えたのか、私は存じ上げない。
恋人の頬をリンゴに例えたり、唇をサクランボに例えたり、目をブドウに例えたり
したら、恋人が八百屋と何も変わらなくなる。こんな例えに、ロマンチックで
セクシーな面などありゃしない、というのが本音だ。
しかし、このような例えを未だに本気にする人々がいるとはびっくりだ。ついこの
間まで、イラクのモースルはアル・カーイダの支配下にあった。イラク軍が街を
アル・カーイダから解放して、独特の様々な統治手法は世の知るところとなった。
アル・カーイダは八百屋でキュウリとトマトを隣り合わせに並べるのを禁止した
そうである。そうした場合、性的な連想を喚起してしまうからということらしい。
トルコの極めて想像力たくましい詩人たちでも、ここまでは考えつかないように
思われる。そして、この禁止に従わない者に対する罰則はというと、死刑とのこと!
それとは別の禁令の根拠は、預言者ムハンマドの時代に存在しなかった事柄を
行うこと、である。彼らは製氷工場の操業を認めなかった。預言者ムハンマドの
時代に果たして製氷工場があろうか?預言者ムハンマドの時代に膨らませた
パンはなかった。ゆえに、膨らませたパン〔の製造〕も罪のなかに含まれていた。
タバコと酒類の禁止だけでは飽き足りないかのように、電動カミソリの使用も禁止
された。罰則はもちろん死刑。預言者ムハンマドの時代に電動カミソリがあろうか?
「おぉ、神よ!こんなことがあっていいのでしょうか?」とはおっしゃいますな。
こうして現に、あるのですから。アル・カーイダはアフガニスタンでも同様の禁令
を適用したのではなかったか?女性が顔を見せたり、独りで出歩いたり、仕事に
就いたり、読み書きを習得するのは禁止だったし、ハイヒールを履くのも踵を
見せるのも禁止だった。子供が凧あげをするのも、男性があごひげを剃るのも
禁止だったし、チューインガムをかむのも禁止だった・・・。
- 183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 18:57:51 ID:UA2oVnXB
- 幸いなことに、我々の禁止リストはそこまで長くはない。トルコの八百屋では
キュウリとトマトが隣同士で並んでいるのだ。少なくとも、いまのところは。
けれども、これまでは禁止されてこなかった様々な事柄を禁止する方向での
努力がなされている。定食屋やホテルでの酒類の提供は禁止されようとして
いるし、手を繋いでいる若者たちは叩かれるし、複数のトルコ代表選手を
メンバー含む漕艇チームは、ショートパンツ姿で歩き回ったから、と叩かれる。
宗務庁は「男女がいちゃつくこと」を禁じる・・・。
これらはここ数日間の出来事だ。更に言えば、公正発展党の解党請求訴訟が
進んでいるときに起こった出来事である。アル・カーイダの論理に照らせば、
ありえない話ではない。預言者ムハンマドの時代に男女がいちゃついたり、
漕艇競技会があったりしたのだろうか?
そして、我らが外相は、欧州議会でこの状況に相応しい演説をし、トルコでは
ムスリムの大多数が抑圧されている、と高らかにのたまう。袋叩きに遭った
若者たちや漕艇選手たちの状況に言及してしかるべきではないか。
彼らだって、ムスリムではないのか?
こうして、かの言い古された問いに我々は向かい合うことになる:イスラーム
諸国はどうして民主主義や発展にまつわる諸問題から逃れられないのだろうか?
- 184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 22:07:39 ID:1qhAWPVz
- エジプト、洞爺湖サミット欠席へ…大統領が福田首相に伝える
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080605-OYT1T00279.htm
【ローマ=遠藤剛】福田首相は4日午後(日本時間4日夜)、エジプトのムバラク大統領とローマ市内の
ホテルで会談した。
大統領は7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の拡大対話について、「国会審議など日程の
都合で参加できず残念だ」と述べ、欠席する意向を伝えた。
洞爺湖サミットへの欠席を表明したのは、エジプトが初めて。これにより、参加国は正式メンバーである
G8(主要8か国)と「拡大対話」に招待した14か国の計22か国となった。
(2008年6月5日10時25分 読売新聞)
- 185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 21:56:20 ID:xqZuU6KT
- 3メガバンク、中東ビジネス加速 海外事業の柱に 拠点拡充、大型案件に積極融資
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080606-00000008-fsi-bus_all
- 186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 00:09:35 ID:WdUFFBs8
- イラクから外務次官とその一行が訪日した。訪日の目的は、いまイラクが
結ぼうとしている、アメリカとの治安協定(防衛協定)の前例国である日本に、
日米安保条約の内容と、その功罪を聞きに来たのだ。
イラクはこれと同じ目的の訪問団を、韓国、トルコ、ドイツにも送る予定
になっている。それらの前例国から、どのような内容の協定を結んでいる
のかを細かく聞いて、自分の国が結ぶ協定内容を、決めるということであろう。
日本の場合は、外務省の条約局経験者が、もっぱら説明を行ったようだ。
この外務次官はフランス留学の博士課程を終えた法律の専門家で、
バグダッド大学の教授や外務大臣の法律顧問などを経験し、現在イラクの
外務次官に就任している人物だ。外務省の関係者の話によれば、彼は
日本側の説明を細かくメモに取り、必要に応じて質問をしていたようだ。
彼は現在、イラクに大小340以上の米軍基地があり、これを漸減していき
たいと語っていた。このアメリカとの治安協定については、現在の段階では
必要だと語り、その必要な理由は、イラクは近隣国からの攻撃を警戒しな
ければならないからだと語っていた。イラクはイランとの間で、8年にも及ぶ
戦争を経験しており、現在もイラン側のイラクに対する関与が非常に懸念
されているのであろう。しかし、だからといって、アメリカとの間で、長期の
治安協定を結ぶことは、望んでいない様子だった。
- 187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 00:10:01 ID:WdUFFBs8
- この外務次官は帰国後、イラクの議会に対して日本の前例を細かく説明し、
どのような内容の協定を結ぶかを討議するのであろう。もちろん、協定文書
の大まかな部分は既に出来ているのであろうが、細目については、まだ調整
が可能なのであろう。
気になったのは、日本の例が果たして、何処までイラクに当てはまるか、
ということだ。日本人はあまり自己主張をしないし、罪を許す傾向が強い。
しかし、イラク人は非常に個性が強く、敵を許す気持ちは薄いのではないか。
なかでも性犯罪に対しては、一族の名誉が傷つけられたと認識する人たち
なだけに、中途半端な形ではすまないだろう。アメリカ軍の兵士が日本国内で
行った性犯罪については軽い処罰で済んでいるが、イラクでは必ず復讐が
行われる、と考えたほうがよかろう。
私は日米安保の功罪について話し、アメリカ人による犯罪については、
事前にイラク側に司法の権利を留保すべきだろうと語った。そのためには、
イラクの司法がアメリカ人の犯罪に対して、冷静に審理し判決を下す、
という保証が必要になろう。
したがって、アメリカがこの治安協定をイラクと結びたいのであれば、
来年の1月を期限とせずに、もう少し時間をかける必要があるのではないか。
アメリカが急いでゴリ押ししても、イラク国民と政府に不満が残るだけであり、
逆効果となる懸念が強いからだ。
- 188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 16:31:55 ID:WdUFFBs8
- エルサレム・ポストは6月6日付のインターネット・ニュースで「エジプトは我々の
存在を否定しようとしている」というタイトルの記事を掲載した。
この記事によれば、エジプトに居住していたユダヤ人に関する歴史的な記録が、
いま焼却されようとしているということのようだ。その焼却される資料のなかには、
貴重な書籍やユダヤ人の出生証明書、宗教関係書籍などだということだ。
エジプトはユダヤ人組織が要求している出生証明書などの引渡しを、拒んで
いるということだ。そのことからユダヤ人組織は「エジプトはユダヤ人が居住して
いたことを否定しようとしている、、。」と主張しているのだ。
エジプトにはイスラエル建国後、ナセル革命前後の段階まで、多数のユダヤ人
が居住していた。もちろんエジプトのカイロなどには、いまだにユダヤ教のシナ
ゴーグが存在しているし、少数ではあるがユダヤ人が居住している。
ユダヤ人の記録によれば、1948年にエジプトを逃れ、他国に移住した人たちの
数は10万人近いということだ。しかし、いまでは20人から100人程度しか、エジプト
にはユダヤ人が残っていないということのようだ。(エジプトにいまでも残っている
人たちは皆高齢者で、もう移住しないでエジプトで死にたいということのようだ。)
ユダヤ人組織が主張するところによれば、もしユダヤ人がいまエジプト国民で
あることを主張した場合に、それを否定できなくなるからだというのだ。しかも、
現在の段階ではエジプトから出国した、ユダヤ人たちの子供や孫もいるわけで
あり、その数は相当数に上るだろう。現在の段階になって、エジプトを出国した
ユダヤ人が、エジプト国民であることを主張し、エジプト国籍を要求し帰国する
としたら、やはりエジプト国内では大きな問題となるだろう。
- 189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 16:32:25 ID:WdUFFBs8
- そればかりではない。エジプトから1948年の段階やそれ以降に出国したユダヤ
人は、エジプトのカイロやアレキサンドリアに、不動産を所有していたはずだ。
エジプトに居住していたユダヤ人が、所有していた不動産の返還を要求し始め
たら、とんでもない裁判沙汰になろうし、その不動産をエジプト政府が買い上げ
(補償)るとすれば、それは莫大な金額に上がるだろう。
(以前にカイロのメイン・ストリートにあるデパートなどのビルの相当数が、
元はユダヤ人の所有だったという話を聞いたことがある)
この問題はエジプトばかりでは済むまい。エジプトで訴訟が始まり、ユダヤ人
たちの要求が一つでも通るようなことになれば、他のアラブに対しても、同様の
訴訟が起こることは必至であろう。
この問題はいま、UNESCOに対して文書で持ち込まれた。そのUNESCOの訴訟
の受け手は、現在事務総長に就任している日本人の「マツウロコウイチロウ」氏
(ローマ字表記のまま)だということだ。マツウロ氏はこの問題をどう処理するのか、
結構難しい問題になると思う。アラブ側にとっては大問題になろうし、ユダヤ側に
とってもやはり、自分たちの歴史の一部が抹消されるとなれば、ただ事ではない。
そして、この問題への対応は、マツウロ氏個人の問題ではなく、アラブ・ユダヤ
双方と日本との関係にも影響してくるだろう。
- 190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 17:29:14 ID:HGqN9UNq
- エジプトでは一日に4000人の新生児が誕生 Al-Ahram紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/080606ahram_fk.mht
あなたはエジプトで一日に新たに4000人の赤ちゃんが生まれているという
ことを信じるだろうか。
これは最近の統計によって裏付けられた事実であり、この統計で家族計画
の分野で払われてきた努力が重要な成果を生んでいることが明らかになった。
中でも女性一人当たりの出産数は1981年の5.3人から3.3人に減少している。
出生率の減少によってエジプトでは人口増加がおよそ1200万人で食い
止められている。以前の出生率が維持されていれば、人口は8600万人に
到達するだろうと予想されていた。
人口問題国民会議の報告者を務めるムハンマド・ハリーファ・ファルガリー
少将は、「来週の月曜日にホスニー・ムバーラク大統領が開催する国民会議
に合わせて新人口計画がスタートするが、そのためにおよそ5億エジプトポンド
が割り当てられる」と語った。
また少将は、「世界の一部の国では中絶や国民3割の不妊化を認めるといった
ネガティブ・インセンティブ政策がとられているが、これはイスラームの教えに
反するため、エジプトには適用されなかったし、今後も適用されることはない」
と付け加えた。
- 191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/11(水) 20:35:52 ID:hOVEwcHl
- ムスタファー・ハリール元首相死去 2008年06月08日付 Al-Ahram紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/080608ahram_kt.pdf
昨日、ムスタファー・ハリール元首相が長い闘病生活の後、88歳を目前に
亡くなった。葬儀は明日、ナスルシティのアール・ラシュダーン・モスクで
昼の礼拝後に行われる。同日の晩には、一般弔問客のためにオマル・
マクラム・モスクで追悼式が行われる予定。
故人は1956年から1966年まで大臣職にあり、運輸相、住宅相、運輸担当
副首相、産業・石油担当副首相を歴任、1978年10月5日から1980年5月
まで首相を務めた。首相時代には外務大臣も兼任した。
故人は政党法の制定に関わり、1981年10月1日には国民民主党の外交
問題担当副党首に任命された。また1977年11月19日の歴史的なエルサ
レムの訪問の際にはサダト大統領に同行し、エジプト・イスラエル間の
キャンプデービット会談ではエジプト使節団の代表を務めた。
2002年4月4日には国民民主党の政治局メンバーに任命され、9月18日
には国民民主党の副党首に選ばれた。数多くの勲章やメダルを得ている。
- 192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/12(木) 14:45:56 ID:dXV5ZoxR
- バグダード市、水道網の改善 al-Sabah al-Jadid紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/sabahjadid/080611sabahjadid_kiri.mht
バグダード水道局長によれば、この夏の初め、首都における濾過水生産量
の上限は一日に260万立方メートルに達し、これまでの175万立方メートル
から大幅に増大する見込みである。また、世界的基準に即した汚染解消も
保証されている。
一昨日の声明でバグダード水道局長サービル・アル=イーサーウィーは、
次のように述べた。過去三年間でバグダード水道局は、100以上の居住区画
の濾過水のネットワークを刷新し、また、濾過水網を66箇所で近代的排水
施設に繋ぐという成果をあげた。今年中に24区画で原水用のネットワークと
パイプの延長が行われる。また、濾過水網と近代的排水施設を繋ぐ事業の
内の80%、老朽化した首都の濾過水網を刷新する事業の60%の実現が見込
まれている。
バグダード事務局の水質改善計画により生産される水は、世界的基準に
合致しており、人間生活での運用に適したものである。また、水質の検査、
監視は毎日行われている。遠隔地、飛び地においては、安全確認のため
水のサンプル採集と詳細な検査の実施を提唱する。必要に応じて汚染
解消を保証する成分を含ませるべきである。水道局としては、首都住民に
濾過水の恒常的供給を保証すべく、プロジェクト並びに主要な濾過施設で
消費する電力確保のため、電力省と一層の協調努力をする所存。
各地区に点在する貯水槽へ濾過水を輸送するパイプの容量を上げる
ために首都の関係機関と協力した。非合法に容量を超える水が輸送され
断水が起きるのを防ぐためである。そのような事件は主にバグダード郊外
で発生している。濾過水を農業用や、魚用の水槽に使用するためである。
それらは、公共の福祉、技師らの努力を利用して、個人の利益を得よう
とする行為である。首都の水道セクション改善のためには、バグダード
水道事業を専門とする識者の協力と専門技師の任命が必須である。
- 193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/12(木) 14:58:32 ID:dXV5ZoxR
- アルハヤート紙が6月10日に伝えたところによれば、2050年のイラン、トルコ、
エジプトの人口増加予測は、以下の通りだ。
1:エジプト ― 1億6千万人。
2:トルコ ― 8千600万人。
3:イラン ― 1億人。
当然のことながら、この数値を見て不安になるのは、2050年の段階でこれら
三国の国内状況が、どうなっているかということだ。
まず、第一に心配しなくてはならないのは、食料の確保の問題であろう。
第二には、就業率であろう。どれだけの人たちがまともな仕事に、就くことが
できるのか。その職場は十分にあるのかといった問題だ。第三には、非常に
悲観的な予測だが、教育や病院の施設、住宅事情などがどうなっているかだ。
トルコの上昇率は対応可能な範囲であろうし、イランは石油が出る限り、
何とかなるだろうが、イランでは2050年の段階で、ガスがかろうじて残存して
いる程度ではないのかという不安がある。
エジプトの場合は、石油、ガスといった、天然資源に期待できないことから、
破滅的な状態になる可能性があろう。エジプトの場合は、他のアラブの国々や、
欧米に移住するしか方法がないのではないか。
日本では2050年の段階で、人口が大幅に減っていることが予測されているが、
これらの国々では、日本の逆で大幅な人口増加が予測されているということだ。
この状況に対する対応策は、現段階から考えたとしても、とても追いつかない
のではないか。そうなると、戦争という手段が人口調整に必要だ、という悪魔の
選択が、現実味を帯びてくるかもしれない。中東地域はこれから40年が過ぎても、
不安定な状態にあるのかもしれないということだ。
- 194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 23:46:04 ID:PV2d/AXB
- イラク:日本出資の発電所プロジェクト、完成遅れる 2008年06月21日付 al-Sabah al-Jadid紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/sabahjadid/080621sabahjadid_kiri.mht
金曜(20日)、電力相は、日本が出資したサマーワの発電所プロジェクトにつき
日本政府が事業を監督していないとして批判、95%まで完成している同発電所を
稼動させるために日本の技術者の立会いを呼びかけた。
金曜、ムサンナー県を訪問したカリーム・ワヒード電力相は、発電所を速やかに
理想的な形で完成させるため日本側を押す必要がある、プロジェクトは既に、
最後の仕上げを行う日本人技術者を必要とする段階に入っていると述べた。
2005年5月半ば、日本政府はサマーワ市の発電所(60メガワット、総工費1億
1800万米ドル)建設への出資に合意し、2006年上半期に事業が開始された。
ムサンナーから撤退する前の日本側の表明によれば、プロジェクトは実施に
2年を要し2007年11月には完成が見込まれていた。
フォローアップのためムサンナー県を訪問した電力相は次のように述べた。
「プロジェクトは発電部門で幾つかの技術的問題を抱えており、日本側
は衛星通信と電子メールを通じ遠距離からの監督を行っているとしているが、
これは事実とは異なる」「プロジェクトは95%が完成しており、そのため自分は、
より大きくプロジェクトを支持する気になった。一両日中に駐イラク日本大使と
会見し、この件を公式に話し合うつもりである」
- 195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 23:46:54 ID:PV2d/AXB
- ムサンナー県知事アフマド・マルズーク・アッサラールは、発電所問題において
日本側に怠慢な姿勢が見られるという点につき、電力相と見解が一致したとして、
次のように述べた。
「我々はこの夏中には日本の発電所が稼動し始めると期待していたが、それは
実現しそうに無い。日本側は、イラク国民、特にムサンナー市民の感情を軽んじ
ていると思われる」「ムサンナー県電力部門開発の為の二年計画につき、電力相
と合意した。合計120メガワットを産する大規模発電機8基を購入設置する計画と、
ガスで稼動する40メガワットの発電所を建設する計画がこれに含まれる」
また同知事は、ムサンナー県の電力部門監督のための特別委員会の形成を
電力省に求め、次のように述べた。
「幾つかの県は規定の供給電力を超過しており、その分ムサンナーが割を食う。
石油省とは、政府電力事業を継続するに必要な分だけムサンナーの石油割当を
増加することで合意している」「サマーワで建設中の発電所は、1億1800万米ドル
相当のムサンナー県への無償援助として日本が出資したもので、2003年以降の
日本のプロジェクトとしては最大規模である」
昨年11月に完成しているはずの発電所建設に現在生じている遅延を背景として、
先週、ムサンナー県当局は、プロジェクトを実施しているアル=ラーフィド社の
経営者をプロジェクトに関係した汚職の疑いで拘留した。3日後、同人は、この
6月中に発電所を稼動させるとの誓約に署名した後釈放された。
- 196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 23:47:41 ID:PV2d/AXB
- エジプト、地方の市町村で深刻なパン危機が継続 2008年06月20日付 Al-Ahram紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/080620ahram_fk.mht
バスユーン市の主要製パン工場の前で、激しい混雑が原因で市民同士の
喧嘩沙汰が生じたことで、価格補助を受けたパンが不足しているために
バスユーン市とその周辺の村々では深刻なパン危機が続いていることが
明らかになった。「価格補助を受けている小麦粉の割当量は1日12袋、
つまり1家族全体で一日5枚以下のパンの分にすぎない」との製パン工場
オーナーの発言を聞くだけでも、このことが十分にわかる。
バスユーン市議会では全市レベルで続くパン危機と、ガルビーヤ県の
アブドゥルハミード・アル=シャンナーウィー知事が市民の食糧を商う
商店に対し厳しい警告を発しているにもかかわらず、価格補助小麦粉の
横流しと闇市場での売却が続いていることについて話し合われた。
(中略)
サアド・マンスール食糧配給省次官は、当局は価格補助を受けたパンを
十分供給できるよう、市民への義務を怠らないと指摘した。
- 197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/26(木) 11:14:41 ID:h7iR26zv
- エジプトのカイロに着いた日の朝、友人の事務所を訪ね、彼が姿を現すまで、
彼の執務室で新聞を読んでいた。一面はムバーラク大統領を賞賛する記事が、
ほとんどだった。続く二面を見てみると、目を引く記事が二つ並んでいた。
一つは肉屋の主人と近所に住む男との争いが、結果的に殺人事件になって
しまったというものだった。肉屋の近所に住む男が、肉屋の主人に少しだけ
肉を分けてくれないかと頼むと、肉屋の主人はそれを断った。すると近所の
男は、包丁で肉を少しばかり切って、持ち帰ろうとした。それがきっかけで
肉屋の主人と近所の男は包丁を手にしてけんかになり、肉屋の主人は死亡、
近所の男も重傷を負った、という内容だった。
もう一つの記事は、エジプトの一般家庭では、一日40枚平均でパンが消費
されている、という内容だった。このパンは直径25センチほどの平たいパンだ。
胚芽を含むパンで栄養が普通のパンよりもあるといわれている。エジプトの
庶民はこのパンに、豆を煮てつぶしたペースト状のものをつけて食べ、それ
以外には野菜を食べている。肉が食卓に出ることは1ヶ月に1,2度程度だろう。
その主食中の主食とも言えるパンの値段が何倍にも跳ね上がったのだから、
庶民にとっては大問題となった。4月ごろから職場ではストが起こり、街中では
デモが起こっている。しかし、今までのところ、大規模な暴動にまでは発展して
いない、というよりは未然に防がれているようだ。
こうしたエジプト庶民の現状に対する対応について、友人が興味深い説明を
してくれた。
「エジプト人は急激な変化を望まないんだ。ムバーラク大統領が給料の30%
引き上げを発表したのに対し、庶民は給料の引き上げではなく、諸物価を
前のままに据え置きしてほしいと言うんだよ。これにはもちろんそれなりの
理由があるんだがね。政府が30%の給料引き上げをしても、諸物価が80%
上がれば、結果的に庶民は50%の値上がりに苦しむことになるからね。」
- 198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/26(木) 11:18:23 ID:h7iR26zv
- 庶民が苦しんでいるのはこれだけではない。新たな課税が政府によって決められ、
中産階級も苦しい立場に追い込まれている。その中でも、もっとも深刻な問題は
私立の教育機関に対する課税だ。
今までは私立の小中高校、大学は課税の対象に放っていなかったが、ここに
来てエジプト政府は課税を決定した。結果的に教育機関は授業料の引き上げを
せざるを得なくなった。エジプトでは公立学校の教育レベルが低下しており、少し
でも経済的に余裕のある過程では私立の学校に子供たちを送り出しているのだ。
しかし、政府による私立の教育機関に対する課税が決まったことで、教育費の
負担が重くなったために、各家庭の負担が大きくなったのだ。エジプト人も面子
を重んじ、教育を重視することから、教育費の負担が大きくなったからといって
簡単には私立学校から公立学校に子供たちを編入させることは難しい。
もう一つの各家庭に及ぶ増税の影響は不動産税が導入されたことだ。これまで
は遺産相続税は有ったものの、毎年支払う不動産税はなかったようだ。この不動
産税が導入されたことにより、エジプトで400平方メートル以上の不動産を所有し
ている各家庭は、毎年税の負担をこうむることになったのだ。
このことは、これまでカイロなどに見られた歴史的な建築物が、日本と同様に
税金支払いのために破壊され、土地が細切れにされて売られることになるという
ことだ。カイロの町を歩いていると、古びたビルではあるがよく見ると非常に請った
外装の建物が少なくない。それがここ数年でほとんど姿を消すことになろう。
教育費の負担が増えることについてエジプト政府は少子化を呼びかけている。
カイロのメインストリートの路肩には幾つもの看板が出ているが、それらは
「少子化によって生活を向上させよう」「少子化によって医療を受けられるように
しよう」「少子化によって失業を減らそう」「少子化によって教育の機会を充実しよう」
「少子化によって飲料水を確保しよう「といったことが書かれている。
近い将来人口が現在の倍になると予測されているエジプトでは、あるいは政府
の掲げる方針が正解なのかもしれない。
- 199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/28(土) 21:40:22 ID:8PJriJAT
- 日本イラク投資促進フォーラムに副大統領出席 2008年06月28日付 al-Sabah al-Jadid紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/sabahjadid/080628sabahjadid_kiri.mht
来週火曜、ヨルダンの首都アンマンで開催されるイラク日本経済フォーラムに
ターリク・アル=ハーシミー副大統領が出席する予定である。バグダードの
副大統領事務局声明によれば、一昨日の木曜(26日)、甘利明日本経済産業相
並びに門司健次郎駐イラク日本大使と会見した際の流れでそのようになった。
声明によれば副大統領は、日本政府がイラク再建検討委員会を形成し、
イラク市場への参入を希望する日本の大企業の参加を得て経済フォーラムを
アンマンで開催することに満足の意を表明した。
副大統領は、中部南部の各県で顕著な治安の改善が見られたにも関らず、
日本政府のイラク市場への参入、再建復興プログラムの開始が遅れていること
を疑問視していたとして、日本に対する希望は、援助、借款、石油省スタッフ
研修等に留まらないことを強調した。
また、「日本政府は自国企業のイラク入りを奨励すべき」として、「来月のアン
マンでのイラク・日本経済フォーラムに出席の予定である。イラク復興に参加を
希望する日本企業の経営者らと会見、じかに面談してイラクの状況、投資機会
等を話したい」と述べた。
この会見中には、インフラ、石油、エネルギー、電気部門での再建をはじめ
様々な分野で両国の経済協力関係をより強固にする方途が検討された。
首相府声明によれば、水曜(25日)、日本の経済産業相一行と会見したマーリ
キー首相は、治安情勢の改善、発電所建設の必要性、経済発展への希望、
石油資源利用など様々な要因により、イラクでの投資を望む日本企業に対し、
特に石油、エネルギー、電気部門において、門戸は広く開かれていると述べた。
- 200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/28(土) 21:40:55 ID:8PJriJAT
- また、「イラクは日本と良好な関係にあり、我々は全ての分野でその関係を
更に発展させるべく努力する」と述べ、復興再建事業における日本企業の役割
に大きく期待していることを表明した。
一方日本の経済産業相は、「イラクの治安改善に安堵した」として、それが
「日本企業の活動拡大、両国関係強化への刺激剤となる」と述べた。また、
日本としては「イラクとの更なる協力、発電所建設、石油ガス油田開発、
農業、製造部門での要請に応じる用意がある」旨明らかにした。
イラク投資機構は、既に6月半ば、日本政府が7月1日ヨルダンでイラク投資
会議を開催すると公表している。同機構の声明によれば、会長アフマド・リダーは、
門司大使と会見、企業にイラクへの投資を奨励する日本政府の活動について
説明を受けた。これらの活動の一環として、イラク投資機構の協力で日本政府が
開催する今回の会議がある。アンマンで7月1日2日の両日行われる会議の
参加者は、日本の企業、銀行関係者など200名にのぼる予定である。
- 201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/30(月) 01:58:50 ID:M3Dz98pe
- 【イスラム】オリンピックに協力しないとして中国当局がウイグルのモスクを破壊[06/23]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1214657248/
- 202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/02(水) 00:21:26 ID:LHqwY934
- ロバ肉を販売した業者に実刑判決 2008年06月27日付 Al-Ahram紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/080627ahram_fk.mht
ギザ市民にロバ肉を販売した事件でケルダーサ地方裁判所は有罪判決
を下し、不正な肉が押収された店の店主、ワスフィー・サウィルスと肉屋の
ムハンマド・ハリーファの両被告に対し、重労働をともなう5年の懲役および
3万ポンドの罰金を科した。
また3人目の被告である肉屋のファーリス・サービトに対しては、1年1ヶ月
の業務停止の他、重労働をともなう2年の懲役と2万ポンドの罰金を科した。
ムハンマド・ジブリール裁判長が判決を読み上げると、被告たちの家族
複数が新聞記者たちに襲い掛かり、法廷を大混乱させた。
この事件の経緯は、被告達がロバや家畜の肉をミンチにして様々な商店
に販売していた事実がギザ警察署の捜査によって発覚したことに遡る。
- 203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/02(水) 19:03:35 ID:tdEb1hyg
- 商品の単価が1万円以上場合、消費税の税率を15%にする。
商品の単価が1万円未満の場合は消費税の税率を3%にする。
貧乏人でも1万円以上の物を買う時はあるし、金持ちでも1万円未満の物を買う時もあるので、
幅広い国民に公平な負担を求めるという消費税の基本理念は貫ける。
したがって当面の間、これが最善の消費税率と言える。
- 204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/03(木) 21:27:12 ID:6SzO/bLN
- イラク治安情勢、「ヒズブッラー」を名乗るグループの登場 al-Quds al-Arabi紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/qudsarabi/080702qudsarabi_kiri.mht
イラク武装国民抵抗を名乗るグループのスポークスパーソンは、最近イッザト・
イブラーヒームがアンバール県を訪れ、ジハード主義諸グループの指揮官らと
会見したと述べた。本紙が入手した声明文によればイブラーヒームは、米占領軍
に対する軍事作戦をレベルアップするよう要請、不意打ち、だまし討ちなど戦術を
凝らし、戦場においては攻撃しては退避する戦法に集中するよう指示した。
バアス党は、イブラーヒーム逮捕との最近のニュースを否定しており、同人は
イラク国内で反占領作戦の指揮を執っているとしている。
イラクの治安における危険な兆候としては、裁判官5名が狙われた1日後に、
イラク「ヒズブッラー連隊」を名乗る武装グループが、バグダードのシーア派地区、
カージミーヤで米軍車両を破壊したとの声明を出した。米占領に対する闘争を
目的とするグループが複数形成されたとの情報があったが、それらが活動を
開始したと見られる。「ヒズブッラー連隊」のサイト上に出された声明によれば、
同グループは月曜(6月30日)、バグダードのカージミーヤ地区にて爆発物を
用いることにより米車両の破壊に成功、車内の全員を殺害した。
グループは作戦中に撮影したビデオを放映しているが、アメリカ側は事件に
ついて明らかにせず、コメントもしていない。ヒズブッラー指揮官の一人であった
イマード・ムグニヤの写真を掲げた「ヒズブッラー連隊」サイトによれば、彼らは
連日米占領軍に対する作戦を実施している。サイトは、それらのショートフィルム
を公開し、米軍に対する脅迫的声明を発している。
- 205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/03(木) 21:27:54 ID:6SzO/bLN
- イラク分析家らによれば、最近のイラクでは、アメリカがイラン攻撃を示唆し
イスラエルがこの緊張を更に高めるにつれ、米軍に対する挑戦的な行為が
増加している。
イランの支持を受けているとされるグループから大勢を拘束したとの米イラク
双方の声明に反し、バグダードと国内南部の都市でイラクのシーア派による
抵抗組織は活動を続けている。発見された武器隠匿所が示すように、イスラム
抵抗を自称する小グループは活発であり、政府側はなす術が無い。
また、火曜、イラク国会石油委員会は、マーリキー首相、タラバーニー大統領、
バルザーニー・クルド自治区大統領が署名した「極秘文書」が存在するとの報告
を受けた。この文書は、自治区政府が中央政府の判断を仰ぐことなく外国企業
と石油契約を結べるとするものである。しかし、クルド側は、自治区政府が石油
契約を結べるというのは憲法で保証された権利であるとして、そのような文書の
存在を否定している。国会石油ガス委員会で報告したジャービル・ハリーファ・
ジャービルは、先月の自治区訪問の際、自治区政府とバグダード中央政府が
署名した極秘文書を見たと述べた。
他方、フーシュヤール・ズィーバーリー外相は、火曜、国会において、今月末
にバグダードとワシントンで調印される予定の長期治安協定草案に対する承認
を迫った。外相は、協定の期間は1年ないし2年を超えないと強調し、この協定
を受入れないという事は、国連による委任期間が延長され、公式な合意もない
ままに外国軍のイラク駐留が続くという事であり、それはイラクの望むところ
ではない、従って、我々の前に選択肢は多くないと述べた。
- 206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/06(日) 15:52:28 ID:fwBDbUPn
- アメリカが望む、イラクでの長期駐留を正当化するための地位協定交渉が
続いているが、どうもアメリカが考えているようなタイム・テーブルでは進ん
でいないようだ。アメリカは当初、7月中の調印を希望していたようだが、
ここに来て、今年中の合意も不可能ではないかという悲観的な予測が、
イラクのズイバリ外相やアメリカ軍幹部の間から漏れてきている。
アメリカ側が出来るだけ早い協定調印を望むのは、アメリカ軍のイラク駐留
に対する正当性が、今年12月31日で期限切れになるからだ。この期限は
国連によって決められたものであり、その期限が切れれば、アメリカ軍の
イラク駐留は侵入軍同様の非合法なものになるのだ。
しかしイラクの国会議員たちは、長期駐留を認める地位協定に調印すれば、
アメリカ軍は永久にイラクに駐留し、軍事支配をすると懸念している。同時に、
イラクの議員を含む国民のほとんどは、アメリカとの地位協定が、イラクを
周辺諸国に対する軍事攻撃の基地にすることに繋がることを懸念している。
そうなれば、イラクは常に戦争に巻き込まれる不安に晒される事になるのだ。
イラクとアメリカの地位協定が結ばれるためには、アメリカは日本でうまく
行っている、勝手な行動が許されることが、イラクでも通用するとは考えない
ことだ。日本では結果的には許される強姦も、イラクでは部族全員による
報復が待っているのだ。名誉を重んじるイラクの男たちは、自分の命を
かけてでも報復してこよう。そのことの恐ろしさを十分に考慮し、アメリカ人
に都合にいい地位協定を結ぶことは、始めから望むべきではないだろう。
- 207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/09(水) 01:29:55 ID:8KvyXqpP
- コラム:イラクが先進国となるためには 2008年07月07日付 al-Sabah al-Jadid紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/sabahjadid/080707sabahjadid_kiri.mht
私の世代のイラク人なら、1981年6月イスラエルの空爆により一瞬で瓦礫と化した
タンムーズ原子炉を記憶しているだろう。イスラエル側の言い分は、イラクが核兵器
を開発しようとしていたというものだった。イラク国民には、それが平和利用を目的
としたものであったのか、核兵器製造用だったのかは知る術もないのだが。
イラク国民は、70年代以降の自国が先進国の仲間入りをするのだと夢想していた。
多くの人が誤った形で、1980年から85年までの5年計画として実施される巨大戦略
プロジェクトの成果として、イラクがそういう地位を得ると信じていた。しかし前政権が
対イラン戦争を開始したことにより、その夢は立ち消えとなった。続く8年の間に、
国内資源の全てを費やすことになる戦争である。
原子炉の残骸は高さ35メートルの土塀で囲まれ、その地域上空には、敵機を
燃やす目的で飛ばされた何十という気球が浮かんでいたが、これらも、1991年の
米英の空爆からは施設を守り得ず、跡地は完全に破壊された。偽装を目的として、
数十もの段階に分けられたプランがあったのだろう。5年前イラクに侵攻した米軍は
複数のタンクを満たすウラニウムを発見したが、それはその当時差し押さえられた。
イラクから原子炉跡を買い取ったカナダの専門会社がワシントンに依頼して、2週間
以上の期間37回の空輸を経て3500バレルを極秘裏に運び出している。バグダード
空港から太平洋の米軍基地へ、そこから船でカナダへという経路である。
- 208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/09(水) 01:30:57 ID:8KvyXqpP
- 連合軍の(2003年の)イラク侵攻により、単純な人々は、衛兵も監視もいなくなった
国家施設へ殺到し、ウラニウムで汚染されたタンクを盗み出した。それを日常生活
で使用した彼らは、仲間達が不治の病に陥っても、自分達がさらされている恐る
べき危険には無知であった。イラク当局が当該地域を消毒しこの破壊的残存物を
回収したのは、しばらくしてからである。タンムーズ原子炉の残骸は、原子炉が
破壊され内容物が盗まれた後になって、イラク国民に災いを成した。
第三世界の一国から先進国への移行は、原子炉建設によっては、あるいは戦略
プロジェクトによってはもたらされない。人間を学び、自らを教育し、不要な関係性や
廃れた価値観から脱却してこそ、真に豊かな先進国への第一歩を踏み出せるのだ。
富と巨大な施設を多々有しながらも、原始的な考え方、古びた価値観故に、
大多数の後進国と同じ位置に甘んじている国々も多い。過去に支配され現在とは、
あるいは文明の兆しとは、一切関りをもたない。個々人に、幸福や、尊厳ある自由な
生活の機会を与えるために働きかける人間らしい社会を称揚することと、彼らは
無縁なのである。我々にとっては全てが警鐘である。悔い改めるべきであろう。
- 209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/13(日) 21:57:22 ID:4Nnx2ulj
- イラクのマリキー首相は今、どちらに転んでも生命の危険に晒される危険な
状態に置かれている。それは、アメリカが強く求める地位協定(実質的な米軍
による占領と長期駐留)に、どう答えるかという問題だ。
アメリカ側はイラクに対し、アメリカ人がイラクの一切の法的権限に縛られない
駐留を望んでいる。もちろん、その駐留期限もアメリカ側の希望しだいであり、
5年や10年といった明確な期限のあるものではない。実質的に、アメリカは
イラクを占領し、軍事的に支配したいと考えているのだ。
そのアメリカ側の意図は、イラク国民には分かっており、イラク国民はこの
協定を「占領」「支配」だとして拒否している。しかも、アメリカはこの合意を
交わすことにより、イランばかりではなく、湾岸諸国や中央アジア諸国、
中東諸国に対する軍事的威圧の、拠点としようとしているということだ。
イラクのシーア派宗教界の最高指導者シスターニ師も、地位協定の締結に
反対している。イラクの民族派、スンニー派国民も反対している。
もし、この地位協定にマリキー首相がサインすれば、彼はイラク国家を売った
男として、歴史に名をとどめることになろう。その結果、彼は暗殺されることに
なろう。しかし、地位協定を拒否し続ければ、アメリカによって彼は失脚させられ、
何のガードも受けられなくなり、身の安全は保証されまい。
最近になって、マリキー首相はアメリカ側に対し、撤退のタイム・テーブルを
示さなければ地位協定の交渉を拒否すると言っているが、アメリカがすんなり
撤退の時期を答えるはずが無い。アメリカは日本同様にイラクを永久に占領し、
イラクの石油収入を吸い上げようと考えているのだから。
イラク国民の100万人以上の犠牲者を出した、今回のアメリカ軍によるサダム
政権打倒という取引は、アメリカにのみ有利なものとなるのではないか。イラク
はサダムフセイン大統領を消すことは出来たが、同時にすべてを失いもした
ということであろう。このロスを取り戻すには、あと100万人のイラクの戦闘員の
命が失われなければなるまい。それでも、独立を取り戻せないかもしれない。
- 210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 00:06:19 ID:kbZeisfR
- イラク政府、選挙戦でのシスターニー師の肖像使用を禁止する意向 al-Quds al-Arabi紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/qudsarabi/080704qudsarabi_um.mht
木曜日にイラク政府の報道官は、地方議会選挙のキャンペーン中の集会で、
諸政党が選挙に参加していない人物の肖像を使用する件について、政府が
禁止を検討していると述べた。これはアリー・アル=ダッバーグ政府報道官
が声明で述べたもので、信仰に関る場所で選挙キャンペーンを行うことも
禁止される。報道官によると、この禁止措置は現在イラク議会に提出されて
いる地方議会選挙法の改正案に含まれている。
宗教指導者たちの肖像は大抵の場合、シーア派の政治集会や選挙キャン
ペーンで掲げられる。ある政治関係者によれば、この禁止措置は基本的に、
大アヤトッラーであり、イラクで最も権威あるシーア派指導者のアリー・アル
=シスターニー師のポスターを、シーア派グループが使用することを禁ずる
ことを狙いとしているという。
以前の選挙では一部のシーア派グループが、候補者らのポスターに並べて
シスターニー師のポスターを掲示することにより、その候補者らがシスター
ニー師の祝福を受けたかのように見せ、有権者の宗教的感情の高揚を利用
しようとした。ダッバーグ政府報道官は声明で、選挙キャンペーン中に選挙に
参加しない人物をポスターで掲示したりすることを禁止したいと述べた。
この禁止措置により、反米のシーア派指導者ムクタダー・アル=サドル師の
運動体も打撃を被る可能性がある。サドル師配下の民兵組織マフディー軍は
4月と5月に米軍と衝突し、その後停戦に至った。サドル派自体は選挙には参加
しないが、他の候補者らへの支援を通じて影響力を獲得しようとするであろう。
アナリストたちは、シーア派が多数派を占める南部諸県での選挙は権力闘争
の戦場になると見ている。南部のシーア派地域では元々、マーリキー現首相と
同盟関係にあるアブドゥルアズィーズ・アル=ハキーム氏率いるイラク・イス
ラーム最高評議会とサドル師派とが、覇権を競い合っているためだ。
- 211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 18:44:41 ID:c+OscKUi
- イラン・エジプト関係に暗雲:ドキュメンタリー映画「ファラオ暗殺」がきっかけ E'temad-e Melli紙
http://www.roozna.com/Negaresh_site/FullStory/?Id=63391
エジプトのアンワル・サーダート元大統領の暗殺をめぐり、あるイラン人
映画監督が制作したドキュメンタリー映画が、テヘラン=カイロ間の政治に
新たな危機を引き起こしている。
これまで両国関係の公式な再開をめぐり、エジプト側はテヘランのある
通りの名が「ハーレド・イスラームブーリー通り」と名付けられていることを
問題視してきた。ハーレド・イスラームブーリーとは、アンワル・サーダート
元大統領の暗殺者の名前である。
エジプト外務省は、サーダート元大統領暗殺をテーマとしたイラン制作の
ドキュメンタリー映画「ファラオ暗殺」に抗議するため、在カイロ・イラン利益
代表部の責任者であるホセイン・ラジャビー氏を召喚した。
AFPが匿名を希望するエジプト外務省高官の言葉を引用して報じたところ
によると、エジプト外務省アジア問題担当次官ターミル・ハリール氏は月曜日、
ドキュメンタリー映画「ファラオ暗殺」に対するエジプト政府の抗議の意志を
伝えるために、在カイロ・イラン利益代表部の責任者を召喚した。
ISNA(イラン学生通信)の報道によると、この高官はハリール氏の発言
として、この映画は「二国間関係を損なう」ものであり、イランはエジプトが
敏感に感じている問題を全く理解していないということを示していると語り、
次のように続けた。「この映画は、エジプト・イラン間関係の前向きな変化に
対して、悪影響を及ぼすことになるだろう」。
エジプト・イラン関係は、1980年エジプトがイスラエル(シオニスト体制)を
正式に承認したことや、廃位されたシャーを同国に受け入れたこと、さらには
イラン・イラク戦争でイラク側を支持したことを理由に、イランがエジプト政府
に抗議して以降、断絶状態にある。それ以後、エジプトとイランは互いの首都
に利益代表部を置くのみとなっている。
- 212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:27:02 ID:Nj87Ilfh
- イラク国内の混乱が続く中で一番危険な状況におかれていたのが
,パレスチナ人だった。サダム体制の時代にイラクに移住し、仕事に
就いていた人たちだ。彼らはイラン/イラク戦争時も、その後も苦しい
経済状態のイラクで,歯を食いしばって生活してきた。
そして、その後に