レバノン
- 1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/12(水) 04:51:57 ID:JWG+Gs3g
- 最近は平和になったのかな
- 672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/11(日) 21:08:01 ID:qIb5U4AX
- アラブ諸国は今多くの問題を抱えている。政治的な不満がどんどん拡大して
行く中で起こっている、経済的不満の拡大は、具体的にはインフレという形で、
庶民の生活を窮地に追いやっている。
アラブ各国はいつ大衆が権力に対して牙をむいて襲いかかって来るか、
気が気ではあるまい。それほど状況は緊迫していると考えるべきであろう。
エジプトにもう40年近くも住んでいる私の知人がまもなく戦争が始まる、
しかもその戦争は、多くのアラブ諸国とイスラエルとの戦いになる、という
のも無理からぬことだ。アラブ各国政府は、国民の不満を外部に向ける
ために、戦争という切り札をちらつかせながら、国民の権力に対する敵意、
不満を外部に向けようとするからだ。アラブ諸国の報道のなかに、欧米諸国
やイスラエルに対する、厳しい論説が目立つのはそうした背景からであろう。
アラブの政府が国内的不満の解消に使うもう一つの手段は、アラブの国の
中の政権が弱体な国に関与し、内戦を起させることだ。その国の各派に対し、
それぞれのアラブの国が援助を送り戦闘をさせることにより、悲惨な状況を
作り出すのだ。それを傍観する側のアラブの国々の大衆は、自分たちの
方が冷静であり恵まれていると、内戦発生国の報道を見ながら考え、不満の
度合いが下がるということだ。
- 673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/11(日) 21:08:50 ID:qIb5U4AX
- レバノンでは、大統領不在の状態が昨年末から、いまだに続いているが、
レバノン各派の間で折り合いがつかないのは、それが原因なのだ。
述べるまでもなく、レバノン国内の各派はそれぞれが持つスポンサーの
意向を受けながら行動を決定している。彼らレバノン人の意思で、レバノン
人同士の合意によって、この国内緊張状態を解消することが出来ないのは、
そうした理由があるからなのだ。
日本のような平和に慣れた国の人達から見れば、15年も内戦を続け全ての
ものを破壊し、多くの犠牲者が出たのだから、平和に対する希求心が日本人
よりも強く、平和が実現しやすいだろう、と考えるのは大間違いなのだ。
今年のレバノンの夏は、既に暑さが始まった。既に30人近い戦死者が出て
いる。そして戦争は、現在のレバノン人にとっては数少ない収入源であり、
ビジネスのタネなのだ。イラクで戦闘員をやっている人たちも、警察や軍隊
に入っている人たちも、それが生活の手段なのだということを忘れないで
欲しい。それがアラブの現実なのだ。
- 674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 13:08:08 ID:YbxG3eBn
- レバノン:戦闘各地に飛び火 シーア派、ドルーズ派も衝突
ttp://mainichi.jp/select/world/news/20080512k0000e030041000c.html
- 675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 13:43:04 ID:GzJc1P6Z
- レバノンなんて関係ない日本の心配をしろ!
- 676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 01:31:27 ID:I2J73QDM
- コラム:レバノン情勢、ヒズブッラーと与党の抗争 al-Quds al-Arabi紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/qudsarabi/080510qudsarabi_kiri.mht
過去四日の出来事によりレバノンにおけるパワーバランスの真相が露呈された。
サアド・アル=ハリーリーやワリード・ジュンブラートら与党指導者達は、気づけば
自宅を包囲されており軍に護衛を求める事もできなくなっていた。つまり、優位に
立ち自らの意図を強制し得る勢力が国内に存在するという事だ。
与党側がこれを知らなかったわけではない。彼らは兵法上の現実(野党側の
軍事的有利)の詳細を承知していた。それでは何故彼ら、与党側は、ベイルート
空港保安局長ワフィーク・シュカイル中佐を放逐し、ヒズブッラーの通信網や
カメラ等を違法として撤去させるような、高圧的手段を用いたのか。
与党指導者全員がひどく素朴な考え方をしていたとしたら話は別だが、それは
有り得ない。とすれば、外部勢力が彼らに緊張を高める事を要請したと考えら
れる。ヒズブッラーを消耗戦たる内戦に引きずり込むためである。
アラブ穏健派の間では、レバノンの武装抵抗勢力を粛清すべしという合意が
成立している。米イスラエル双方の意に適う合意である。彼らが各々、レバノン
における自分の同盟勢力を唆し、ヒズブッラーが国内問題で武力行使に走る
よう仕向けたという事は充分考えられる。そうすれば、イスラエルに占領された
レバノン領土解放のためではなく、レバノンを支配し合憲的な制度を転覆させる
ために武力行使を行ったとしてヒズブッラーを糾弾できる。
彼らはレバノンを国際管理下に置きたがっている。セニョーラ氏率いる合法的
政府を救済するとの名目で軍事介入する隙を、合衆国、イスラエル、フランス、
そして幾つかのアラブ諸国も狙っている。米戦艦は未だレバノン海上沖に留まり
即座に介入する機会を窺っている。しかし介入は、とてつもなく高くつくだろう。
米イスラエルは、合法的理由なしにレバノンの抵抗勢力に宣戦布告はできない。
すっかり信用を失った米政権はこれ以上虚言を弄する事ができず、また、レバ
ノン戦線はしばらく静かであった。
- 677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 01:32:09 ID:I2J73QDM
- 国連暫定監視部隊は国境監視の任務を完璧に遂行し、抵抗勢力による越境
行為も記録されていない。逆に、断続的にレバノン領空を戦闘機によって侵犯
しているイスラエル側の越境が数度認められた。
本日開催の緊急アラブ外相会議は、ライス国務長官が打ち立てたアラブ穏健
派枢軸の二大中心勢力エジプトとサウジの呼びかけで行われる。レバノン危機
国際化の第一歩である。これが、米イスラエルの軍事介入に、アラブによる
合法的決定という隠れ蓑を与える。そして、イラン、シリアを引きずり込む地域
戦争の前哨戦とするだろう。
エジプトの報道官は、イランの支援を受けた勢力がレバノンを制圧するのを
エジプトは見過ごすわけに行かないと述べたが、これはレバノンの抵抗勢力に
対する宣戦布告であり、軍事介入の意図を示している。この報道官が、アメリカ
に制圧されているイラク、イスラエルに占領されているパレスチナに同じ事を
言わないのはどういう訳だろうか。ガザを包囲しそこから燃料を絶ち、イスラエル
には低価格でガスを供給するようなことを、どうしてエジプトは見過ごせるのか。
アラブに二大勢力があることは否めない。シリア、イラン、ヒズブッラー、パレス
チナ抵抗諸派が適用する選択肢を取る側と、穏健派アラブ諸国のように米陣営
に組し、その中東戦略、イスラエルの軍事的優位の確保を支持する側である。
抵抗という選択肢を固持することによりハマースはガザを、ヒズブッラーは
ベイルートを支配した。対する相手、米陣営に組する方が実質的に失敗を重ね、
一般大衆の支持を失ったからである。アメリカを支持するアラブが、その対テロ
戦争に参加し、イラク侵攻に際しては支援を行い、イスラム系組織の摘発に
全力を挙げるなど、無償で多大な奉仕をしてきたにも関らず、イスラエル入植地
は一つも解体されず、西岸の700に上る検問所は一つも撤収されない。
- 678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 01:32:47 ID:I2J73QDM
- ヒズブッラー、そしてハマースがイランの支援を受けているのは事実である。
そのうえで、イランが前者を通じてレバノンを支配し、後者を通じてパレスチナ
への足がかりを見出したとしたら、米構想に追従するばかりで失われたアラブ
の尊厳を取り戻そうともしない公式アラブ政権の無能が責められるべきである。
イランが何事か企てている。トルコも、そしてインドも中国も。しかしアラブには
構想と呼ぶべきものは全くないのである。
穏健派枢軸がそう見せかけようとしているが、レバノンの戦闘はスンニー派と
シーア派の対立によるものではない。抵抗派と降伏派、アラブ共同体に対する
アメリカの戦争を支持する側とそれに対陣する側、イスラエルに打ち勝った側
と負けた側の戦いである。圧倒的にスンニー派が多いパレスチナ人は、シーア
派あるいはヒズブッラーに何ら敵愾心は抱いておらず、それどころか少数を
除き彼らを支持している。北アフリカ、地中海東部のアラブの人々の大部分に
これが当てはまる。従って、シーア派あるいはヒズブッラーを悪者に見せかけ
ようとする執拗なアメリカの試みは失敗に終わっている。過去に左翼を悪者
扱いしようとした時と同じである。
現米政権は、宗派主義という新種のウィルスを広めようとしており、同盟政権
を使ってイラクの宗派モデルをアラブ圏一帯に移植するつもりである。アメリカ
はイラクではスンニー派に対抗するためシーア派と手を結び、レバノンでは逆
をやっている。彼らは、全ての抵抗勢力を敵としている。
アメリカが敵味方を分ける基準は、アラブ圏における米構想の足がかり、
つまりイスラエルである。イラクで起きたようにイスラエルに挑み抵抗を宣言
する者は、宗派に関係なく不倶戴天の敵であり罰せられ孤立させられなけれ
ばならない。イスラエルとの共存を受け入れ、それを抹消しようなどと考えず、
イラク占領を支持するのが、アメリカが支援してやるべき友好国である。
- 679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 01:33:50 ID:I2J73QDM
- レバノンに中立は有り得ない。焦点となる地域、その治安、資源、政治信条
が標的とされる地域にあって、地域的、国際的な繋がりを持つ宗派派閥が
絡み合う勢力配置と、その多くが雇われ者の腐敗した政治指導層の元で
中立は不可能である。しかもレバノンは、闘争を続ける二大勢力の中間に
位置する。つまり、地域に植えつけられ敵なくして生きることのできないイス
ラエルと、自らを歴史的地理的、そして戦略的中心とみなすシリアである。
レバノンが平穏と呼べる短い時を過ごしたのは、その多くがヘブライ国家の
成立以前であった。過去10年の静けさも、シリアとサウジの合意、アメリカ
の恩寵、イスラエルの看過の結果による作為的なものといえる。いまや
サウジ・シリア合意は破綻して敵意がむき出しになり、アメリカの恩寵は
気化した。イスラエルは、2006年7月に粉砕された軍の威容回復の望みを
かけて戦争の準備をしている。現在の緊張状態はこのように説明できる。
この危機が近く打開される見込みはない。暴力という発想は日々膨れ上
がるだろう。アメリカとイスラエルが、イラン、シリアを戦争に引き込むべく、
あの手この手で治安的混乱を欲しているからだ。レバノン市民が例外なく、
この悪魔的企ての犠牲となるわけである。
繰り返される「対話に戻れ」という言葉、あるいは壊滅的戦争から国を救え
などというアピールは、役に立たなさそうである。残念ながらレバノンは、
アラブ間のそして国際的闘争におけるパワーバランスを映し出す鏡として
は極めて信頼できる。そのため、国内での合意も外部の合意なしには
実現されないのである。誠に遺憾ながらレバノンは道具である。その決定
が独自になされた事は1日足りと無く、その体制は相対的にしか面目を
保てない。それゆえ将来のビジョンはただ暗い。
- 680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 01:45:13 ID:JjbGM/Ez
- ベイルートで内戦終結以来最悪の戦闘 08年05月09日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/qudsarabi/080509qudsarabi_um.mht
アメリカに支援を受けたレバノン政府がヒズブッラーの通信網を狙ったことは
ヒズブッラーに対する宣戦布告だとイランに支援を受けるヒズブッラーが主張
したことで、昨日ベイルートでは暴力的な対決が繰り広げられた。治安関係者
によれば戦闘により少なくとも5人が死亡、12人が負傷したという。
ベイルートの多くの地区でヒズブッラーおよびヒズブッラーと同盟関係にある
アマルの戦闘員が政府派の武装メンバーと機関砲やロケット弾を撃ち合い、
首都は国内勢力同士の戦闘としてはレバノン内戦終結以来最悪の戦闘状態
にある。治安関係者によれば、ヒズブッラーの戦闘員は政府を支持するムス
タクバル潮流の事務所を少なくとも3箇所襲撃、多くの自動車や店舗が炎上し、
怯えた市民数十人が騒乱の起きている地区から逃げ出した。ベイルートに
おいてガザ地区での事態が再現される可能性を示す光景だ。
スンナ派・シーア派抗争や内戦を予兆するこのレバノン危機の解決に向けた
政治的・外交的コンタクトは実を結んでいない。こうしたコンタクトのうち最も
目についたのは、サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相の命を
受けて、アブドゥルアズィーズ・ハウジャ在レバノン大使がイランのムハンマド・
リダー・シャイバーニー[在レバノン]大使と行った危機打開策の協議であった。
シャイバーニー大使はヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長とナビーフ・
ビッリー国会議長の両者に連絡をとり、政府がシーア派を標的とした決定を
撤回することが解決への糸口だとの回答を引き出した。
ナスルッラー書記長は記者会見でこうした事情を率直に表明し、抵抗運動と
そのメンバーが手出しを受ければその手を切ると脅しつつ、ヒズブッラーは
クーデターを起こしたわけではないと否定、多数派勢力に対し、「もし我々が
クーデターを望んでいたなら、あなたがたは監獄か海の中で眼を覚まして
いただろう」と述べた。
- 681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 01:45:56 ID:JjbGM/Ez
- ムスタクバル・ブロックの代表サアド・アル=ハリーリー議員と進歩社会
主義党の代表ワリード・ジュンブラート議員はナビーフ・ビッリー議長と連絡
をとり、危機について協議したが、市中を支配しているのが弾丸や砲弾で
あるような状況では何ら前向きな案を出せなかった。現場を支配している
のはヒズブッラーであり、ムスタクバル潮流の拠点の多くが攻撃された事は、
ベイルートにおいてガザ地区での事態が再現される可能性を示している。
レバノンの現場は昨日新たな展開を見せ、ムスタクバル潮流のメンバーが
ベイルート市や空港道路の封鎖に対する報復措置として〔シリア国境の〕
マスナアへ向かう道路やスンナ派が多いベカー高原の中・西部の道路の
大半を封鎖し、更にはヒズブッラーの拠点であるベイルート南部郊外と
レバノン南部を結ぶ海岸道路を閉鎖した。ラアス・アル=ナブウ地区や
コルニーシュ・アル=マズラア地区、国会議長邸があるアイン・アル=
ティーナ周辺で武力衝突が繰り広げられ、議長府の警護員1人が死亡した。
衝突はバスタ地区にも拡大し、ブルジュ・アル=ムッル周辺やムスタクバル
TVの放送局付近でも銃声が聞かれ、夜間の閣議を開いていた閣僚らにも
銃声が届いた。この閣議で声明は出されず、イリヤース・アル=ムッル国
防相は国軍のミシェル・スライマーン司令官と会議を行うため国防省のビル
へ向かい、司令官とともにサアド・アル=ハリーリー議員の和解案について
協議を行った。
ワリード・ジュンブラート議員の自宅の外では、同氏がテレビの生中継で
話している最中にも大きな銃声が聞こえ、クレマンソー地区にある同氏の
自宅が包囲されていることを示している。ジュンブラート氏は、「私は市民と
共にベイルートに留まる。イスラエルによる包囲の際にもここに残ったように」
と述べた。消息筋によれば、包囲は政府省庁や首相府付近、サアド・アル
=ハリーリー議員や共和国ムフティーの自宅なども及んでいるという。
(後略)
- 682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 15:30:10 ID:W0/dxDIZ
- http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2390261/2920497
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080510/amr0805102156010-n1.htm
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080510AT2M1000T10052008.html
★ 画像。(レバノン北部では土曜日、衝突以降少なくとも14人が死亡したと伝えられた。)
http://english.aljazeera.net/mritems/images/2008/5/10/1_247734_1_2.jpg (AFP => Al Jazeera)
★ 画像。(炎上するFuture TVのビル。)
http://english.aljazeera.net/mritems/images/2008/5/9/1_247632_1_2.jpg
制圧動画もとりあえずうpしといてやるよ。
http://dolby.dyndns.org/upfoo/mov/1109705401803.wmv
407 KB
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