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東海新報総合スレッド

1 :文責・名無しさん:2010/01/02(土) 23:00:59 ID:Rq1ngVL+0
岩手県で発行している東海新報の特に「世迷言」を中心に語ろう

東海新報
http://www.tohkaishimpo.com/

世迷言
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi

2 :文責・名無しさん:2010/01/02(土) 23:03:17 ID:Rq1ngVL+0
☆★☆★2009年12月26日付

▼鳩山首相の、献金疑惑に対する釈明記者会見を聞いていて、
この人ほど政治家に不向きでありながら政治家となり、
おまけに首相の座に上り詰めてしまったというところに「運命のいたずら」を感じてならなかった

▼政治家の家に生まれ育ったことで二世議員となるという確率で物事を考えると、
鳩山さんの前までの麻生、福田、安倍三代首相の例を引くまでもなく、
政治家の家系というレールが敷かれそれに乗ったらいつの間にか
トップになっていたというのは何の不思議でもないように思える。
鳩山さんの場合もまさにそれだった

▼野党時代からの言動を見ていて、この人にはバックボーンというものがなく、
おそらく八方美人的にその場その場を処理して行くに違いないと見ていたが、
実際、首相となっても軸足が定まらずにいる。
しかしご本人は誠心誠意尽くしていると思っているにちがいない

▼要するに世界観、宇宙観が違うのである。故人献金≠ノしろ
母親からの小遣い≠ノしろそれが道に反しているとは考えない。
育ちの良さというものが人間を大らかにし、
些事には無頓着となることを考慮に入れないでこの人を語ることはできまい。
なにせ鳩山さんに対する本当の個人献金はわずか十人に過ぎなかった(産経)

▼かといって金は要る。そこで「頼母子講」となった。これでは贈与となるので
秘書が偽名を大量生産した―という実態はなんとも浮世離れしていて、
政治というよりは人情噺の世界だ。

3 :文責・名無しさん:2010/01/02(土) 23:04:30 ID:Rq1ngVL+0
☆★☆★2009年12月27日付


▼「竹島はどこの領土?」と問われて日本人なら「わが国の一部」と答えるだろう。
だが、文部科学省が二〇一三年度から実施する新学習指導要領にはその竹島という記述すら消えるという。
韓国に配慮してのことらしいが、これでは最初から領有権を放棄したに等しい

▼竹島が日本固有の領土という認識は疑うことなき事実として日本人の脳裏に刻み込まれてきた。
だが、いつ頃からか韓国が「これは『独島』であり、わが国の領土」だと主張しだし、
〇五年に島根県議会が「竹島の日」条例を制定してからというもの、いっそう反発を強めている。
しかし譲歩してはならないのが領土問題だ

▼日本政府は、竹島だけのみならず、北方領土や尖閣諸島についても、相手のご機嫌を損じないよう、
まるではれものにさわるようにしてきた。しかし尖閣を例にとれば、「これは後の世代に解決をまかせ棚上げしよう」という?
トウ小平の提案を信じたばかりに、いまや中国側に実効支配されている形だ

▼たかが小島でもそこが起点となって領海や専管水域が決まる。その領有権を確定せぬことには
将来に必ず禍根を残す。だからこそ相手も必死になって声を上げているわけであり、
絶対に一歩も退いてならないのは日本も同じだ。大体主張しないということは、
相手の言い分を認めたことになるのである

▼だが、日本政府の態度は「君子危うきに近寄らず」「さわらぬ神にたたりなし」「長いものには巻かれろ」と
逃げ腰、及び腰、屁っぴり腰のていたらく。事なかれ主義ここに極まれり。ああ情けなや。

4 :文責・名無しさん:2010/01/02(土) 23:05:30 ID:Rq1ngVL+0
☆★☆★2010年01月01日付

▼あけましておめでとうございます。とはいっても正月という実感がわいてこなくなって久しい。
それは「毎日が盆正月みたいなもの」という表現が大袈裟でないほど食生活が豊かになったからだろうか

▼盆はともかくとして正月というハレの日は、いつものつぎはぎだらけの服ではなく、
文字通り一張羅の晴れ着を着せられ、家族のみならず多くの親戚縁者近隣などが集まって
普段は口にできないようなご馳走を食べ、大声で談笑するそのひとときは実に楽しいものだったから
「もういくつ寝るとお正月」と指折り数えて待つのは当然だった

▼まさに正月用といった貴重品のミカンが木箱から取り出される時のうれしさ。お年玉をもらった時の得意。
それにも増していつまでも思い出として情景に残っているのが正月の遊びごとだろう。いとこ、はとこ、
友人たちが集まると当然ゲームの出番だ

▼家の中なら十二支合わせ、トランプ、双六、福笑いなど。家の外ならたこ揚げ、追い羽根などまさに
正月用の定番というものがあり、それが集中して楽しめるのが正月だったのだ。
しかしこうした遊びも次第に姿を消し、正月ならではの光景というものが少なくなってきた。
それが実感を薄める最大の原因ではなかろうか

▼十二支合わせもすっかり姿を消してしまったが、懐かしさにかられて東京で探してもらった。
届いたそれを見ると紙質も絵も実にお粗末だったが、それがあの時代だったのだ。今は大変な不況だが、
それでも「毎日が盆正月」。ありがたいことで。

5 :文責・名無しさん:2010/01/05(火) 23:57:30 ID:6xiI7C3R0
☆★☆★2010年01月05日付

▼元日は誰憚ることなく朝寝をし、朝湯に浸り、そして朝酒を楽しんだ。
小原庄助さん気分とはこのことだろう。その庄助さんという人物が実在したかどうかは不明だが、
モデルになった大酒飲みはいたはずである

▼その有力な一人とされるのが、白河市の天恩皇徳寺に眠る会津塗師の久五郎で、
墓石は徳利の形をしていることからもよほどの酒好きだったことがうかがわれる。
現地を見たことはないが、ネットで調べるとこの久五郎の戒名が「米汁呑了信士」というのだから笑ってしまった

▼米汁とはつまり酒の隠喩で、とぎ汁でないことだけは確かだ。小欄は憚って言う時は「米のジュース」としている。
ところが本当にそんなものが存在すると勘違いするむきもあって、「どこで売っているのですか?」などと聞かれたりする。
「健康の秘訣はこれを飲んでいるから」などと茶化すからその報いだ

▼本当かどうか、久五郎の辞世の句なるものがある。これが愉快というかすさまじいというか、
はたまたバカらしいというか、いずれ辞世でも何でもなく、後世が勝手に創作したものだろう。
《朝によし昼になほよし晩によし/飯前飯後その間もよし》というのだから、
朝から晩まで間を置かずに飲んでいる勘定だ

▼今年の正月だが、大晦日から荒れ模様となり三が日もその延長となった。
正月が穏やかな年は後半荒れるというのが小欄の体験で、政局は荒れるにしても経済的には穏やかな年になるだろうと予測をたてた。
小原庄助さんのようにつぶす身上もないから気楽なものである。

6 :文責・名無しさん:2010/01/09(土) 00:48:37 ID:QfUuv4eh0
☆★☆★2010年01月08日付

▼ある評論家が、民主党政権に対する世上の評価を「若葉マークのドライバーの腕前を云々するようなもの」とたとえていたが、言い得て妙。
だが、気にかかるのが党内の不協和音である。藤井財務相の辞任はそんな危惧が早くも露呈したかに見える

▼健康上の理由としているが、誰も額面通りに受け取ってはいない。なぜなら予算編成の途上、
藤井さんの掲げた方針が決して尊重されなかったからである。予算のことなら任せておけという
大蔵上がりのメンツをつぶされた思いがおそらくあったに違いない。
藤井さんには内心鬱々たるものがあるはずと想像していたらこの辞任劇だ

▼それもこれも若葉マークのせいで、編成の大綱が初めから定まっていたらこうはならなかったろう。
しかし実際は走りながらの調整で、周囲を見回すゆとりがなかった。
だからベテランドライバーへの配慮に欠けたところがあったのは確かだ

▼後任には菅直人副総理が起用されたが、はたしてこの人事はうまく機能するだろうか、
とついその運転歴をさておいて運転技術≠ノ目が行ってしまう。菅さんと言えば直情径行型、
瞬間湯沸かし器型の性格で、家計を切り盛りする内助の功タイプではないところが?なのだ

▼いや案外隠れた才能と配置の妙が発揮されるかもしれず、小欄の不安が杞憂に終わることを祈るしかないが、
それとは別にずっと通奏している党内の不協和音をどうするか、指揮者のタクトが気になってならない。

7 :文責・名無しさん:2010/01/13(水) 20:56:54 ID:sNWlGlIh0
アッパレ君のにわとりネタが面白い

8 :文責・名無しさん:2010/01/17(日) 15:04:31 ID:ErSYFSHQ0
☆★☆★2010年01月09日付

▼陸上であろうと海上であろうと暴走行為は好ましい結果を生まないという事実を示したのが
米環境保護団体「シー・シェパード」の捕鯨抗議船「アディ・ギル号」の衝突大破事故だ。
これは明らかな自損行為である

▼「007」にでも登場しそうな異様な船形を持ったこの快速船が、抗議の新たな戦列に加わったと報じられて以来、
何事もなければいいがと案じていた。反捕鯨というにしては常軌を逸しているこの団体が、
日本の調査捕鯨に加えてきた示威行動が「なんでもあり」で、どんどんエスカレートするばかりだったからだ

▼農水省は調査捕鯨そのものが攻撃の対象にならないよう一計を案じ、
捕鯨団の母船と監視船を振り分ける煙幕作戦を採った。赤松農水相がそう発表したので、
味なことをやると感心していたのだが、さすがシェパード。嗅覚≠ヘ発達していて双方とも捉えた

▼母船には「進路妨害」したが効果はいまいち。そこで監視船の「第2昭南丸」には、三胴で大波もかいくぐれ、
しかも快速、そのために一億円以上もの改造費をかけたという自慢のギル号を充て、
ジグザグ航行でいやがらせの限りを尽くしたが、その結果が衝突という誤算。先方は日本の非を挙げるが、
暴走が結果を招いたことは自明

▼「日豪関係に新たな火種」などと報じた新聞もあるが、反捕鯨という大義名分さえあれば何をしても
許されるという非道な行為を国際世論は許してならない。日本政府も大いに弾じるべきである。

9 :文責・名無しさん:2010/01/17(日) 15:05:53 ID:ErSYFSHQ0
☆★☆★2010年01月10日付

▼年末年始に住居のない失業者に宿泊場所や食事を提供する東京都の公設派遣村で、
就活費二万円を支給後二百人あまりが「消えた」ことが判明した。これが現実というものだろう

▼開設当初五百六十二人いた利用者のうち七日現在で二百人以上の所在が不明になっていることが
都の調査で判明、これが就活費支給後のことだったから、要するに宿泊場所や食事より現金目当ての
「駆け込み寺」にされていたことを物語った。その就活費だが、当座の酒やたばこに費消してしまうケースが
少なくなく、泥酔して退去を命じられた例もあった

▼困った人々に手を差しのべるのはいいが、善意に善意で応えられるだけの余裕を誰もが持っているとは限らない。
明日の食事にも事欠けば「ウソも方便」となりかねず、この事態は想定内だった。
頭に来て「もうやめた」ということになるのなら、初めから突き放しておけばよかったのである。
実際、都には開設に批判的な声が数十件寄せられていたという

▼郷土の偉人、後藤新平の「人のお世話にならぬやう、人のお世話はするやう、そして報いを求めぬやう」は、
人のあるべき姿を求めた言葉としても、そこには一旦実行した以上苦にせず、悔やむまいという達観が自ずとある

▼そこまで悟っていない石原知事はカンカンになったそうだが、人間、施されるよりは施す方に回りたいもので、
同時に裏切るより裏切られた方がしあわせというものである。報いを求めたから腹が立つのである。

10 :文責・名無しさん:2010/01/17(日) 15:07:10 ID:ErSYFSHQ0
☆★☆★2010年01月12日付

▼2020年までに90年比25%の温室効果ガスを削減するという鳩山首相の「国際公約」を耳にした時は
その「気っぷの良さ」に驚いたが、この約束がこれから国益に重くのしかかってくることは避けられまい

▼京都議定書によって、日本は12年までに90年比6%の温室効果ガス排出量を削減しなければならないが、

現在のところ減るどころか逆に増えている。議定書の掲げる目的は崇高だが、その遵守は何かを犠牲にしなければ
実行不能だ。米国も、中国はじめ新興国も言を左右にして議定から逃げたのはまさに国益を考えてのことである

▼その点、あえて火中の栗を拾うことにした日本の態度は立派だが、その結果今後降りかかる火の粉をどう払っていくか、
現実を直視したらめまいがしてくる。もめぬいた「コペンハーゲン合意」の留意や、発展途上国に対し一兆八千億円弱を
支援する「鳩山イニシアチブ」の表明などその謙虚さはいい

▼だが、25%はおろか、6%だって削減できるかどうか。一度公約したら「あれは努力目標でした」では済まされない
仕掛けが地球温暖化対策という大義名分の下ですっかり出来上がってしまっているのだ。目標非達成分は、
海外から排出権を買うようになる。そのビジネスで笑いが止まらない国があれば、泣く国がある

▼後者の代表がお人好しの某島国だが、よせばいいのにその国の首相自らハードルを高くするというのは
宇宙人だからか、それとも金銭感覚などまったく持ち合わせない大金持ちなのかのいずれかだろう。

11 :文責・名無しさん:2010/01/17(日) 15:10:11 ID:ErSYFSHQ0
☆★☆★2010年01月15日付

▼攻守所を変えると矛と盾の役割が逆転するのが「説明責任」とやら。
「野党が与党攻撃する際に持ち出す道具」とでも定義しようか

▼これまでは民主党の十八番となっていたが、政権を取ったらすっかり自民党に奪われてしまった。
首相、幹事長ともに目下それを求められ「タテ突くか」、「ホコを収めるか」と思案中

▼小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で東京地検は
小沢氏の個人事務所や陸山会などを一斉に家宅捜索、この中には大手ゼネコンの「鹿島」本社なども
含まれることから、一連の金の流れを多角的に追及する検察の狙いがうかがわれる。
小沢氏は同じ日「法に触れるようなことをしたつもりはない」と否定したが、
むろんこれで説明責任が果たされたわけではない

▼鳩山首相の「故人献金」は、結局母親からの「小遣い」と判明したが、その額の大きさといい、
事実上の贈与を申告しなかったことといい、政治家としてはむろんのこと、
国民としての義務を果たさなかったという未必の故意は重大で、本来なら、いや本来ならずもこれは脱税にあたる

▼これは千円単位の臨時収入でも確定申告をさせられる納税制度を否定するに等しく、
上がやってみせれば下がなびく。やがてそれが「モラルハザード(倫理欠如)」に結びつかないと誰が断言できようか

▼いずれ、お二人にはとことん説明責任を果たしていただくほかはない。むろん責任を感じていればこそのことだが。

12 :文責・名無しさん:2010/01/17(日) 15:11:40 ID:ErSYFSHQ0
☆★☆★2010年01月17日付

▼小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題を捜査中の東京地検特捜部は十五日、
政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で小沢氏の元私設秘書二人を逮捕、
西松建設事件で公判中の公設秘書も再逮捕された

▼秘書三人の逮捕という事態は異常であり、仮に小沢氏自身がまったく知らずにいたとしても、
秘書がその意を体して動くことは大いにあり得ることであり、そうした関連をも全面的に否定することはできまい。
もしこれが検察の一方的な「国策捜査」というのなら、職を辞してでも法廷で争い黒白をつける筋のものだろう

▼しかし小沢氏は法に触れることはしていないと、容疑を一切否定している。
その通りだからこそそれ以上の説明は不要、関知しないことに説明責任もあろうはずがないという態度を
貫いている。では検察はありもしない容疑で逮捕という人権侵害まで冒すのだろうかというのが
一般の抱く素朴な疑問でもある

▼この問題で鳩山首相と小沢氏が会談、小沢氏の続投が決まったという。
つまりトップ二人の認識の中にはこの問題についてグレーゾーンは存在しないということのようである。
そうあってほしいが、検察の追及でつじつまが合わない部分が出てきて整合性を維持できなくなったからこそ
逮捕となったのではないか

▼いずれこのままうやむやに終わることはあるまい。真実はきちんと追及されなければならない。
小沢氏が晴れて潔白を証明する日が来るのか、検察が捜査の正当性を証明する日が来るのか、
重大な関心を持って推移を見守りたい。

13 :文責・名無しさん:2010/01/20(水) 17:11:19 ID:fPe0MjwU0
☆★☆★2010年01月20日付

▼達増知事が十八日の記者会見で、民主党小沢一郎幹事長の元秘書だった石川知裕衆議院議員らの逮捕に触れ
「逮捕は適当でない」と検察を批判した映像を見て違和感を覚えたのはひとり小欄のみだったろうか

▼同知事は、収支報告書の訂正の必要を認めながら「政治資金をポケットマネーで立て替えたことをきちっと
報告していなかったのはまずい。だがそれを理由に議員まで逮捕するのは明らかにおかしい」と検察の姿勢を
批判した。民主党公認で衆院議員に当選し、その後無所属で県知事に出馬・当選したとはいえ、
本籍民主党の人物が同郷の党幹事長を擁護するのは自然ではある

▼だが、三権分立の立場から言っても検察が疑惑に立ち向かう行為そのものを批判することは、
その存在を認めないに等しい。鳩山首相が小沢氏に「戦って下さい」と激励したその戦う相手が
検察という意味かと解釈されて非難が集中したのも、贔屓の引き倒しが司法の存在を否定する危うさを
国民は感じ取るからに他なるまい

▼いわば捜査途上にあってまだ全体像を現していない問題について、その真相はどうなのかと
関心が寄せられている段階において、司法の専門家でもない人物が外部からうかがうだけで結論を語るのは
不適切というものである。まして知事という公的立場にあればなおさらだ

▼個人としての心情を理解できぬわけではない。だが、県民が全員民主党員でも民主党支持者でもない。
ここは「同じ仲間として潔白を信じたい」だけでよかったのだ。

14 :文責・名無しさん:2010/01/26(火) 13:28:52 ID:Btw8+jZo0
☆★☆★2010年01月26日付

▼前門の虎を恐れて脇道を歩いていたら後門から狼が襲ってきた。
どう転んでも逃げられないのに先送りすると、もっとひどい事態が待ち受けている

▼沖縄県の名護市長選挙で、米軍普天間基地の移設受け入れに反対する新人が当選し、
同市辺野古に移設するとした2006年の日米合意は実現困難になった。
鳩山政権は五月までに移転先の結論を出すとしていたが、名護市の状況一変で辺野古移転は不可能に等しくなり、
日米合意の反古と化すれば両国間の軋轢が増すことは避けられない

▼鳩山新政権が最初に直面したヤマ場がこの移設問題で、普天間、嘉手納、グアム、
「とにかく国外・県外」等々閣内からも意見が百出、見事なまでの閣内不一致状態を見せつけた。
それは民主党の寄り合い所帯的体質が導く必然といってよかろう。その上に日米安保反対の社民党が
事実上基地撤去と同義の国県外移設を主張し、連立離脱を匂わせるものだから、首相は平重盛状態となった

▼鳩山首相はオバマ大統領に「トラスト・ミー(私を信じて)」と言ってその気にさせておきながら、
昨年内の決着を先送りし、今年五月までに結論を出すとは明言した。だが、名護市長選挙の結果は
既定路線を白紙化したも同然だ。しかし他の移設案は非現実的であり、先送りのツケは重大な結果として
降りかかってこよう

▼鳩山政権は砂の中に顔を突っ込んで見ないことにするダチョウに似ているとヤユされるが、五月はすぐ先。
なのにおろおろして、もつれた糸をさらにもつれさせないことをひたすら祈るだけだ。

15 :文責・名無しさん:2010/01/31(日) 15:00:58 ID:kTYBoP2E0
☆★☆★2010年01月30日付

▼日本に世界第二の経済大国という看板をそろそろ下ろす時がやってきた。
後から猛追してきた中国が真後ろに迫り、間もなく抜き去られそうだからである。
その口惜しさを財界は噛みしめながら、次の手を模索しているようだ

▼さる二十六日、東京の憲政会館で開かれた講演会で、講師に招かれた日本商工会議所会頭の岡村正氏は、
91年から始まったいわゆる「失われた十年」後も経済は一時的回復を見せたものの、
快癒にはほど遠くいまなお低迷が続いている状況は「失われた二十年」への延長を思わせると、現状を憂いた

▼「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と持ち上げられた八〇年代の栄光がまるで嘘だったかのように暗転、
凋落した九〇年代の悪夢と訣別し、夢よもう一度と不死鳥のように蘇る青写真を描いた日本経済再生計画は、
つまるところ政治の無策によって頓挫し、日本経済は不況の長いトンネルから抜け出せないでいる。
そこに追い討ちをかけたリーマン・ショックで、自信喪失状態なのが今の日本

▼「世界の工場」として下請け加工と輸出の両面で経済力を付け、なお8%台の成長率を維持している中国が
GDPで日本を追い抜くのはもはや時間の問題となり、日本はいやでも脚力の衰えを感じざるを得ない状況だ。
だが、日本の技術力は決して失われたわけではない

▼岡村氏はその再生の道として「科学技術創造立国」というフレーズを掲げたが、まさにその通りである。
しかし国はなお明確な国家ビジョンを打ち出せないでいる。技術力はあるが、
再生努力を促す「精神力」が欠けているのが問題なのだ。

16 :文責・名無しさん:2010/02/02(火) 22:21:36 ID:KlL+KD570
☆★☆★2010年02月02日付

▼外交とは、片手で握手しながらもう片手には拳銃をしのばせているようなものだと言われる。
それもこれも国益を守るためで、その点「相手のいやがることはしない」という日本外交が国益を
損なうことが多いのは当然だろう

▼そんな感想を強く抱いたのが、約五千八百億円の武器を台湾に売却することを決めた米国の態度である。
昨年十一月に訪中したオバマ大統領の、胡錦濤主席との会談における親密ぶりは、両国が蜜月時代に
入ったかのような印象を世界に発信した。だから日本国内には「日本は見放された」という焦りもあったほどだ

▼表面では「一つの中国」をいいながら国家戦略面から「台湾有事」を憂う米国は、事実上台湾を認知している。
その黙契を物語るのがこの武器売却だろう。金になりさえすればいいというのではない。
中国が台湾に対し武力に訴えるようなことがあればどうなるかわかりませんよ―という示威行為でもあるのだ

▼この裏切り行為≠ノ中国が早速反応はしたものの、紋切り型の抗議にとどまったのは、
互いに手の内を知っているからである。というのも共に相手を利用しないと立ちゆかないことを、
十分にわきまえているからだ。だからといって黙っていたらそれは外交ではない。
断固抗議して見せる≠アとが必要だ

▼日中両国の有識者による「歴史認識」の共有化は結局溝が埋まらなかった。
埋まるわけがないのははなから分かっていたのである。どちらにせよ相手の歴史観を鵜呑みにする国など
国ではないからだ。

17 :文責・名無しさん:2010/02/09(火) 13:35:58 ID:3010zzuY0
☆★☆★2010年02月06日付

▼昨日の各紙一面は、歴史的な一こまを綴った貴重な紙面となろう。かたや小沢一郎幹事長不起訴・続投の記事。
こなた横綱朝青龍引退の記事と、特大記事がてんこ盛りだ

▼当初、検察と全面対決と息巻いていた小沢氏だが、二度の事情聴取後は低姿勢で「捜査に協力する」とまで述べる変わりよう。
本人は免れたが三人の元・現秘書たちが起訴されて「すべて任せていた」では平仄が合わない。
秘書の責任は自分の責任と潔く認めたら退場しても男は上がる

▼なんともすっきりとしない形でこの場が収まって、ではメデタシ、メデタシという展開に今後はなるのかといえば、
民主党のプラスにはなるまいとだけは断言できそう。「政治とカネ」の追及にあれだけ熱心だった党が、
わが身に火の粉が降りかかりそうになると、一転して臭い物にフタでは一貫しないことおびただしい

▼朝青龍の方は見事な退け際に見えて、実は横綱審議委員会や協会の外部理事などから「解雇」の合唱となり、
やむなく退職金も出る引退に落ち着いたという報道がなされている。朝青龍の品格そのものはともかく、
相撲にかける気魄は高く買っていただけに、勇み足での降板は残念だが、逮捕の土がつくよりはましだろう

▼というわけで記事に登場した二人の主人公が見せた出処進退のありようは、人生とは何かを感じさせずにおかない。
それにしても脳裏をかすめるのは「世の中を甘くみてはいけない」という昔からの戒めである。

18 :文責・名無しさん:2010/02/13(土) 17:23:49 ID:ChtUazELP
☆★☆★2010年02月10日付

▼「将来に備えて」だと?。「将来が不安だから」だと?。なにをバカな!。
金を使わず預金に回して景気がよくなるわけがない。どんどん使って景気をよくすれば、
将来も安心というものじゃないか。あ〜ん?

▼そんなセリフを吐いてみたくなった。というのも日本の将来を託せる有力政治家たちが
一般庶民ほどの蓄えも持たず、それは率先垂範して金を使い景気浮揚に貢献している証拠であるという
事実をはしなくも目撃したからに他ならない。あの小沢さんが預金ゼロ、みんなの党の渡辺喜美さんも
同様だというのだから

▼毎年恒例の衆院議員公開資産が発表になって、やむなく議員さんたちのフトコロ状態を垣間見ることになった。
歳費その他で大体一人年間三千五百万円弱が支払われるのだから、
相当の蓄えもできるのではないかと思うのはゲスの勘ぐり。大物でも案外ピーピーしていることが判明した

▼たとえば菅さんだが、不動産五百万円と預金四百万円弱、それに車三台。
前原さんは七百万円のマンションと車一台のみ。原口さんは四百八十万円の預金と五百万円余の住宅だけ。
それでもまだあるだけまし。意外や意外。資産ゼロの議員が七十人もいるのだ

▼預金ゼロというのは常識的に考えられないが、タンス預金は例外だからだろう。
しかし光熱費、通信費、受信料など銀行口座なしにどう引き落とされるのだろうかと頭をひねる。
議員さんだからといってまさか一切タダにされるわけではあるまい。
それにしても政治はカネがかかるのだなと妙なところで納得≠オた。

19 :文責・名無しさん:2010/02/13(土) 17:26:52 ID:ChtUazELP
☆★☆★2010年02月13日付

▼「釈然としない」というのが国民の大方であろう。「あの」石川議員が十一日離党届を提出、
受理されたという件についてだ。野党自民党は「トカゲの尻尾切り」と表したが、これ以上の的を射た表現を知らない

▼同議員は九日、北海道帯広市で、離党も議員辞職もせず今後も職責を果たしたいと記者会見で述べた。
それは自分自身にやましいところはない、という自信の表れが言わせたものだろう。
だが、それが一転して離党届となったのはなぜか?心境の変化でないことだけは確かだ

▼昨日の岩手日報がその辺の事情を伝えている。記者会見の模様を知った政府筋が「これはまずい」と首相に伝え、
その夜首相は「地元に戻ればああいう思いになるのではないか。人情としては分かる」と
不快感≠示した―と記事にある。その後の動きも記事は伝えているが、
読まなくても「○○筋」の対応は手に取るように分かる

▼石川議員が起訴されたのは政治資金規正法違反の疑いだが、これは自利によって起きたものではない。
あくまで小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の、土地購入をめぐる収支報告書虚偽記載事件に
「連座」したものと世間は受けとめている。実際、秘書が独断で扱えるような中身ではなく、
だからこそ小沢幹事長の責任が問われているのである

▼その小沢氏は「本人の決断だ。素直に受理した」と他人事のように受け流したようだ。
政治とは非情で冷酷なものであることを石川議員は改めて噛みしめているだろう。

20 :文責・名無しさん:2010/02/26(金) 13:23:54 ID:kuljwvPg0
☆★☆★2010年02月19日付

▼テレビの長寿番組「水戸黄門」が、依然人気だ。現在は亡き西村晃が主演しているが、
これが何度目の再放送なのかはともかく、まったく光を失わないのは国民的ドラマ≠スるゆえん

▼テレビの連続番組となった最初の、いわば初代黄門様は月形龍之介で、最高のはまり役だったと
いまだ評価する年配者は多い。天下の副将軍ともなれば威厳を兼ね備えていなければならず、その点、
唇をへの字に結んだ月形の厳しい表情は、なるほど天下の悪を一刀両断する役柄にぴったりだった

▼その登場が46年前。ついで41年前に東野英治郎にバトンタッチ、以後西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、
里見浩太朗と主役が交代してきた。それぞれ持ち味があってそれなりのフアンを生んできたが、
個人的には東野英治郎がお気に入りだ。厳しさは持ち合わせているがどこか抜けていて、
しかも旅の隠居というか「田舎じじい」的飄逸としたところがいい。佐野浅夫も枯淡の味をだしていたが、
在位≠ェ短かすぎた

▼このドラマの魅力はとことん勧善 懲 悪、天網恢々疎にして漏らさずというところにある。
現実の世界は時に木の葉が沈んでドンブリ鉢が浮くような非条理なところがあるが、
黄門様は一切悪を見逃さない。「もういいでしょう」と促すと「静まれ、静まれ」のワンパターン

▼これがたまらず、確かにスッキリする。死んだ役者が生まれ変わって何度も世直ししているところがまたいい。
「水戸黄門は不滅です」なのだ。

21 :文責・名無しさん:2010/02/26(金) 13:25:02 ID:kuljwvPg0
☆★☆★2010年02月24日付

▼衆院選の圧倒的勝利後、地方選ではまさに連戦連勝の勢いにあった民主党だが、
ここに来てブレーキがかかった。長崎県知事選で同党が推す候補が自民・公明支援の候補に敗れたからである。
その敗因をどう分析したらいいのだろう

▼長崎県は、県選出国会議員6人全員を民主党が独占している「民主党王国」で、そこで行われる知事選が
「どう転んでも」負けるはずがないのは明らかだった。しかしフタをあけてみると15万票対9万6千票という大差で
衆院選後の「不敗神話」が崩れたのである。当選したのが前副知事で、知名度において民主党推薦候補が
不利だったとはしても、40歳の若さは十分な対抗力を持つ。まして民主推薦においてをや

▼前知事は元衆院議員で、四選にも意欲を示していたが、総選挙の結果を見て戦意を失い不出馬に転じた(読売)らしい。
だから戦わずして勝つ状況だったのに、どう風向きが変わったのだろうか。
必ずしも「政治とカネ」ばかりが争点となったわけではなく、やはり鳩山政権の経済政策に対する地方の不満が
反映された面もあろう

▼その両方がないまぜになって順風が逆風に変じたのかもしれない。いや当選した前副知事の経験や人格などを
不問にしては失礼というものである。「党より人」というのは結構重要な選択肢でもあるからだ

▼読売の出口調査では半数以上が「政治とカネ」を判断材料にしなかったとある。しかし4割が「した」と答えている。
この比率が結果をどう左右したか?少なくとも「影響なし」とできないことだけは確かだ。

22 :文責・名無しさん:2010/02/26(金) 13:26:03 ID:kuljwvPg0
☆★☆★2010年02月26日付

▼いまから74年前のこの日の東京は未明から雪が降り出していたという。珍しく雪の多い年で、
2月には四回も降雪があった。うち2回は30aを越えた。そんな異常な気象を表徴するかのように事件は起きた

▼2・26事件は、その四年前に起きた5・15事件と並んで昭和史に深い影を落とし、
今でも戦前のイメージを暗く引きずっている代表的な事件である。
武力による国家革新を企図した青年将校たちがこの日の早暁、1400名余の兵士を動員して首相官邸、
警視庁などを襲撃した

▼本県人である内大臣斎藤実、蔵相高橋是清ら政府・軍部の要人が殺され、あるいは重症を負っただけでなく、
官邸、国会、陸軍省、参謀本部などが占拠された。陸軍上層部に国家改造を求めた反乱部隊は、
当初陸軍部内でも好意的に見られたが、天皇は強く鎮圧を求め、結局反乱部隊討伐の命が下った

▼この事件が起こった当時の背景については、長い不況で農村が疲弊し、
困って娘を売りに出すような事態も起こったほど深刻な経済状態と、
それを解決できぬ政治の無策に青年将校たちが決起せざるを得なかったのだという証言があるが、
それだけでは説明がつかない部分もある

▼この検証はさらに多角的に行われなければならないが、その伏線として、5・15事件を起こした
青年下士官たちの行動を是とする空気が尾を引いていたことも見逃せまい。「話せばわかる」が、
「問答無用」で解決するような時代にだけは引き戻したくないものだ。

23 :文責・名無しさん:2010/03/09(火) 17:46:46 ID:gqXZWQUH0
☆★☆★2010年02月28日付

▼民主党の最長老・渡部恒三氏が25日付の産経新聞1面に登場していたので、
時節柄♂スだろうと読んでみた。タイトルがいい。「国益が第一」だ。先の衆院選で同党が掲げたキャッチフレーズ
「生活が第一」をもじって編集者が付けたのかそれとも本人なのかは不明だが、思わず笑った

▼「民主党におごりはないか」という別のタイトルが示すように、「政界の黄門様」が諸国漫遊をせずとも、
全国津々浦々に澎湃と広がっているであろう政治不信を素早く感知し、内省の足りない殿および幕閣に
ぜひ耳を傾けて欲しいと願った諌言であろう

▼同氏はいま小沢幹事長と距離を置き、というより疎んじられている存在であり、
それだけに自由にモノを言える立場にある。事実、小沢幹事長にまつわる疑惑についてもかばい立てするどころか、
逆だから、100%虚心坦懐の救党≠フ情とは思われない

▼しかし「政治家は、国民の声を神様の声だと思わなければならない」という書き出しは真理であり、
衆院選での圧勝も、先の長崎県知事選における惨敗も神の声≠セという指摘には異論の付けようがない。
だからこそ、現状におごることなく反省すべきは真摯に反省すべきというのはその通り

▼要するに民主党は民主主義国家の党であり、その党内で1人に権力が一極集中するのは
好ましくないとの託宣だ―氏のまさに言わんとするのはこの1点だなと理解できる。

24 :文責・名無しさん:2010/03/09(火) 17:48:11 ID:gqXZWQUH0
☆★☆★2010年03月02日付

▼失言とは、本心がつい出てしまうもののようで、不用意に出る点で放屁と同じだ。
民主党の石井一選対委員長が「島根と鳥取は日本のチベット」と発言し、反発されたのも、
どこかの器官が緩んだからだろう

▼「日本のチベット」という表現は少なくとも一昔前までは普遍的表現で、本県など常にこの国に擬せられたものだ。
それは文化果つる国というイメージを伴っており、蔑称なことは疑いない。しかし一方で未知の、
うかがい知れない魅力を持つ国というニュアンスもあって、小欄は「あなた岩手?あのチベットの」と言われて
腹を立てた覚えはない

▼石井議員は「人が住んでいるのか?」とまでヤユしたものだから、両県人はカッカとしたようだが、
悪態とは相身互い。こんなことで逆上するようでは修養が足りない。悪態には悪態をもって応酬するのを最上とする。
「少なくともあんたのような悪相は住んでいない」と

▼同じように当地に対する悪罵もあって「五葉のクマやサルも含めての人口なのか?」などとバカにされたことも
再三ならずある。しかし優位とは自ら切り開くからこその結果であり、産地で値段が決まるのは
食べ物ぐらいなものだろう。都会育ちなど人間の尺度にはならない

▼石井議員は大きな失策をやらかした。選対委員長としての責務と配慮を欠いたからである。
来るべき参院選で、両県の民主党候補は苦戦するだろう。人の住んでいない県からどうやって
得票するのかと問われて放屁の重大さに気付くのでは遅すぎる。

25 :文責・名無しさん:2010/03/09(火) 17:50:09 ID:gqXZWQUH0
☆★☆★2010年03月06日付

▼「よりによって」という表現は便利だが、深く意味を追求することもなく、漫然と使われているようだ。
語源は「選りに選って」だから、「選びに選んだのに」こんな結果になってと否定的なニュアンスがある

▼伴侶を選ぶにあたってはじっくりと選んだはずなのに、こと志と違ってとんでもないクジを引き当ててしまったと
悔やんでいる方々は「よりによって」と舌打ちをされているだろうが、いまそれに近い心境にあるのが
鳩山首相及び民主党だろう。よりによって参院予算委員会に3人もの閣僚が遅刻したのだから

▼前原国土交通、仙石国家戦略、原口総務の各相で、8時50分の開会時刻に現れず、
このため審議は15分遅れで始まった。生中継を予定していたNHKも放送が遅れたらしいが、
どうせなら3人の遅刻も中継したらよかったろう。江田参院議長は「参院軽視の表れ」と不快感を示したようだが、
余人ならいざ知らず閣僚が大事な会議に3人も「遅刻揃い踏み」とは

▼前原さんは交通ラッシュ、原口さんは事務方のミスをあげたらしい。
だが、それも鳩山首相の弁ではないが「緊張感が足りない」せいだろう。
スケジュール管理は秘書まかせではなく、自分でするのがVIPというもので、
危機管理に脳内時計を欠いたら話にならない

▼「認知症」予備軍の小欄が犯す遅刻ならまだしも、ノブレス・オブリージュ(高貴なるものの務め)の見本が、
よりによって′エ因を他に転嫁するのは見苦しい。

26 :文責・名無しさん:2010/03/18(木) 00:54:17 ID:ulakvuZC0
☆★☆★2010年03月13日付

▼少子高齢化で体力が落ちているのに、さらに体力を落とす結果を招いているのが産業の空洞化である。
一足先にその痛みを味わった米国の状態を知り、やがて日本にもと心配していたが、その不安が現実となりつつある

▼貿易立国が成功し、アジアで日本が1人勝ちしていた頃、当然のように周辺から怨嗟の声が上がった。
「オレたちにも技術を教えろ」と。これに対し産業界からは「技術移転をすればやがて脅威となってはね返って来る」と
反対もあった。これをブーメラン現象≠ニ呼んだ。だが技術移転は進んだ。時の流れには抗えない

▼最初は1部の技術供与や、ノックダウン(現地組み立て)などで収まっていたものが、どんな国でも学習する。
自動車など作れないと思われていた国がいまや自力開発できるまでになった。おまけに海外から優秀な
技術者が引き抜かれたり、退職後の再就職先となったりして、先進技術はどんどん流失している

▼日本の独擅場とされてきた分野で中韓印などの追撃が進み、すでにパナソニック、ソニーといった
トップブランドが後塵を拝すまでになっている。かって米国がたどった道を日本がたどり、
同じように新興国が成長過程のみをなぞっている

▼産業の空洞化は先進国の必然であろう。安い労働力を必要とする市場があればそれに応える市場がある。
国際競争力を高めるためには「お国のため」などとためらっていられない事情もある。
日本の再生には誰も真似できないものを作る以外にないのだ。

27 :文責・名無しさん:2010/03/18(木) 00:55:23 ID:ulakvuZC0
☆★☆★2010年03月14日付

▼このお方の言うことをどこまで信じたらいいのやら、いささか驚くという以前に呆気にとられた。
「首相、普天間現行計画容認していた」と報じた12日付岩手日報紙を読んでのことだ

▼おそらく共同通信の配信だろうが、1面と3面を使って詳しく報じられた同記事は、
鳩山首相が昨年12月にルース駐日米大使と会談した際、日米で合意したキャンプ・シュワブ沿岸部
(名護市辺野古)への現行計画を容認していたことが分かったと驚愕すべき℃鮪タを明らかにしている

▼ルース大使に首相は「しかるべき時期になれば、日米合意に戻したい。任せてほしい」と言い切ったという。
オバマ大統領に発したとされる「トラスト・ミー(私を信じて)」を、ここでも使ったのだろう。
同大使は「武士に二言はないだろう」と信じ切っていたら、二枚舌≠ニいう首相の得意技で
あっさりとうっちゃられた。「ライアー(嘘つき)」と呼ばれる忌み言葉を一国の宰相が呈される事態である

▼会談するその日の朝、政府は普天間問題の結論を翌年春に先送りし、現行計画を含めた移設候補地を
検討する方針を決定したのだが、驚いた大使がその真意を質すため岡田外相、北沢防衛相、
前原国土交通相と相次いで会談したところ、三者三様で閣内不一致にまた驚き、今度は首相と
直談判≠オたらトラスト・ミー

▼その後の展開は「件の如し」だが、この腰の定まらなさはどうだ。記事は「政権内は分裂状態」と
サジを投げているが、こちらはタオルを投げ入れたい心境だ。

28 :文責・名無しさん:2010/03/18(木) 00:57:02 ID:ulakvuZC0
☆★☆★2010年03月16日付

▼恐竜が絶滅したのは約6550万年前の白亜紀末とされる。あのような巨大な動物がどうして生まれたのか
不思議だが、それ以上に不思議だった絶滅のナゾに結論が出された

▼誰しもが抱くこのナゾの解明に当たっていた東北大学など12カ国の研究チームが結論付けたのが「隕石衝突説」で、
科学誌「サイエンス」に発表され、これまであったさまざまな論争に事実上終止符が打たれた。
メキシコ・ユカタン半島に巨大な隕石が衝突したことが恐竜たちだけでなく多くの生物にとって「運の尽き」となったらしい

▼絶滅のナゾについてはこれまで隕石衝突説や火山噴火説など諸説があったが、恐竜の棲息範囲と
火山の規模の関係には無理があり、隕石説に1日の長があった。それでも証拠が必要。
そこで12カ国の研究チームが手分けして白亜紀に起きた異常を調べた

▼チームの推論はこうだ。直径約10〜15`の隕石が秒速20`で地表に激突、
広島型原爆の約10倍に相当するエネルギーによって大気中に拡散したちりが太陽光を遮断して
光合成を行う植物が減少、この大飢饉≠ノよって恐竜たちは一揆≠煖Nこせぬまま土に
戻ったというのだから、大胆な推理だ

▼隕石というよりは星そのものが衝突時に発した衝撃がどんなものだったか、
その当時生まれていなくて良かったと思う一方、生まれていて実況を見たい気持ちも半分。
「地球最後の日」というSF映画を思い出し、そうか、ロケットに乗って脱出できた恐竜が
1匹もいなかったことが絶滅の真相だったのかとここで合点した。

29 :文責・名無しさん:2010/03/18(木) 00:58:22 ID:ulakvuZC0
☆★☆★2010年03月17日付

▼船が沈没しそうになると逃げ出すのはネズミだけではない。沈没こそ免れてはいるものの、
今後の航海が危ぶまれている「自民丸」からすでに6人が脱出している。その6人目は
「新船を建造する」と意気盛んだが、クルーが集まるかどうかはまた別だ

▼首相の弟で、兄との兄弟仲がしばしば取り沙汰される鳩山邦夫氏の離党届けが15日提出された。
新党を結成し民主党から政権を奪うというその志は壮としたいが、兄同様、母親から小遣いを
もらっていながら税法を犯した同氏だけに、額面通りに受けとれない部分があるのは、本人の不徳のいたすところだろう

▼同氏はまず党を出て、同じく新党結成の意思を表明している与謝野馨・元財務相や、
現執行部に批判的な舛添要一・前厚生労働相らと連携し、新党づくりのための布石を打つ考えのようで、
自らを坂本龍馬に擬し、「日本を今一度せんたくいたし申し候」と言わんばかり

▼野党に転落後の自民党は、誰が船長か分からないような混乱状態が続き、
完全に求心力を失ってしまった。党再生はおろか、現状維持すら危ぶまれる状態の中に
踏みとどまる覚悟を持った党員がどれだけいるか、同党はまさに剣ケ峰に立たされている

▼傾きかけた船を見捨て、新たな船に乗り換えるのも手だが、踏みとどまって臥薪嘗胆するのも
一つの生き方である。再生への道は遠くしかも茨の道であってもじっと歯を食いしばって
我慢するというそんな生き方は、しかし大事に育てられた「おぼっちゃま」にとっては大いに苦手とみえる。

30 :文責・名無しさん:2010/03/18(木) 03:42:48 ID:hPDy78/o0
>>28
>▼チームの推論はこうだ。直径約10〜15`の隕石が秒速20`で地表に激突、
>広島型原爆の約10倍に相当するエネルギーによって

広島型原爆の約10倍ってエネルギーが小さすぎると思うんだが

31 :文責・名無しさん:2010/04/03(土) 13:43:24 ID:HQrsNvinP
☆★☆★2010年03月21日付

▼同業者たちの集まりとなると、話題になるのが次なる一手のことである。
「新聞で食えなくなる前に何か新事業を探さないと」ということなのだが、
そんなに確実でうまい商売が転がっているわけがなく、最後は笑っておしまいとなる

▼新聞という紙のメディアはいま一大岐路に立たされており、それは大新聞であろうとミニコミであろうと
一蓮托生の運命にある。先日の岩手日報にそんな現状を憂えたフランスの新聞人が、
現状打開と将来展望について述べていたが、紙メディアの凋落はまさに目を覆うばかりのようである。
その文章の切り出しからして「破局だ。米国ではこの数年で120以上の新聞が消えた」と衝撃的である

▼かって新聞論には「高級紙(クオリティペーパー)」なるものが必ず登場した。
それは英国のタイムズ、フランスのルモンド、米国のニューヨークタイムズを指し、
それにひき替え日本の新聞はいずれも「金太郎飴」で特色がないという内省の言葉が
添えられるのが常套だった。だが、わが先輩新聞人たちが憧れたこれら高級紙が、
いずれも例外なく苦境に立たされている

▼その逆風は、度重なる経済危機とネットをはじめとするデジタルメディアの浸透によって始まったが、
その衝撃で傾きかけた屋台骨を引き起こすことは至難となりつつある。国内外の新聞業界は
今必死になってネットとの融合を模索しているが、成功例を寡聞にして聞かない。
「選手交代」の時なのか、それとも「絶滅危惧種」としてでもささやかに生き残れるのか、
タイムマシーンに乗って未来へ飛び、確認したい気がする。

32 :文責・名無しさん:2010/04/03(土) 13:44:52 ID:HQrsNvinP
☆★☆★2010年03月30日付

▼なぜ今頃になって犯人逮捕なのか?中国発毒入りギョーザ事件の解決とやらは、
ハイそうですかと素直に信じられない餡、いや疑問を皮で包んでいる。あれほど自国内説を否定し、
あたかも日本側の陰謀と言わんばかりだった中国政府のこの変わり身は?

▼発覚から2年を過ぎても犯人像が浮かばず、事実上の迷宮入りというより、
もはや風化寸前にあった事件の概要が突如公にされたというのは何としても唐突の感を否めなく、
事実、中国のネット上にも「スケープゴート(いけにえ)」にされたのではないかという
書き込みもあったという。他ならぬ小欄も第一報を聞いた時はそう感じた

▼発表通りこの容疑者が「天洋食品」の元従業員で、長期間従業員にしてもらえなかった恨みから、
殺虫剤「メタミドホス」を注射器を使ってギョーザに注入したという経過が事実としたら、
なぜ2年間もの歳月を捜査に費やしたかという疑問をどうしても払拭できないのである

▼中国の公安(警察)当局の能力がそれほど劣っているとは思えないというのがその根拠だが、
犯人捜査のためには人権侵害も厭わないというより、それだけの強権が発揮できる国内事情から忖度すると、
徹底した尋問、喚問その他多重マークから逃れることは不可能に近いと考えられるからだ

▼犯人はとっくに挙げられていたが、ある意図のもと秘匿されていた。
しかし上海万博に鳩山首相を訪中させたいという中国政府の意思が箝口令を解いたという解説があるが、
それが勘ぐりといえない面があるのだけは確かだ。

33 :文責・名無しさん:2010/04/10(土) 13:50:27 ID:3Ln+fhjb0
☆★☆★2010年04月03日付

▼「魔が差す」ということは確かにあるのだろう。損得勘定では割り切れない説明不能の行動を時に起こすのが人間だが、
この場合もそそのかしたのは悪魔としか理解のしようがない

▼ところは3月31日の参院本会議。NHK予算案の採決の際、若林正俊元農水相がこともあろうに、
席を外していた青木幹雄前参院議員会長の投票ボタンを代わりに押したことが判明、議員辞職に追い込まれた。
この前代未聞の椿事は、ご本人が弁解する通り「魔が差したとしかいいようがない」のだろう

▼不在の本人に成り代わって出席を偽装する古典的アリバイ工作?を「代返」と呼ぶのは今も昔も変わらない。
若林氏の問題行動も、まさに代返そのものだった。といっても採決にあたって隣席の青木氏がいなかったため
本人の「意を体して」代わりに賛成を示すボタンを押しただけなのだった

▼こういう場合、法的には本人から委任状を取り付けておく必要があった?のだが、別段依頼があったわけではなく、
ただ何とはなしに代返≠オてしまったのだろうと推察する。深い考えなしに行動することは日常よくあり、
特に加齢すると判断基準が怪しくなるのは避けられないからだ

▼政府与党や閣僚からは当然のこととして非難が上がり、自民党内からも「元大臣とあろうものが情けない」と
いった声も出て、自ら退場の幕を引いた若林氏だが、責任の取り方としては立派で、
人間とは訳の分からないこともする動物だ−と説明責任も果たした。

34 :文責・名無しさん:2010/04/10(土) 13:52:12 ID:3Ln+fhjb0
☆★☆★2010年04月05日付

▼座礁した「自民丸」は、独力脱出が無理とわかって現在救助待ちだが、
サルベージ船の到着を前に逃げ出す乗組員たちも出てきた。最初は甲板員だけだったが、
今度は機関長と一等航海士が夜逃げ≠オたから船内には動揺が広がっている

▼弱り目にたたり目とはこのことだろう。谷垣さんを中心に党の再建、再生を図るべきところ、
船長の求心力が足りないのか離党やら脱党やらが相次いでいる。そこへ今度は与謝野馨元財務相と
園田博之前幹事長代理が新党結成に動き出した。要するに難破船を見捨てたので、残る乗組員たちは右往左往

▼新党結成については平沼赳夫・元経済産業相が来週にも新党を旗揚げする運びとなっており、
与謝野、園田両氏がこれと合流するのか、それとも別行動を取るのか、
それでなくとも疑心暗鬼の乗組員たちの関心をいやでも煽っている。
平沼氏はすでに政党要件を満たす国会議員5人のメドがついたとしており、
あとはどれだけの旧同志を糾合できるかに焦点があてられている

▼これに既に離党している鳩山邦夫元総務相、与謝野、園田両氏や逃げ出したくて
ウズウズしている党員たちが加わるようになれば、これは小さからぬ勢力となり、
民主、自民両党に飽き足りない保守支持層を取り込んで強力な「第3極」となる可能性は強い

▼いずれ政局は大きくうねり出すことはまちがいない。難破船がそのあおりを受けて
転覆沈没する危険性は否定できず、乗組員たちも脱出はできても、次はどの船に乗れるかはまた別問題だ。

35 :文責・名無しさん:2010/04/10(土) 13:53:32 ID:3Ln+fhjb0
☆★☆★2010年04月06日付

▼カセットテープを聴く必要に迫られ社内でラジカセを探したところ、2台が残っていた。
いずれもほこりだらけで、いかに長期間使われていなかったか歴然。
かっての寵児≠烽「まや瀕死もしくは絶滅寸前

▼三種の神器とまではいかなくとも、ラジカセは若者たちの必需品だった。
かくいう小欄もAMラジオしか付いていなかった愛車にモノラルのラジカセを積んで、音楽を楽しんだ

▼今で言うところのカーステレオだが、モノラルだから音質はラジオ並み。
やはり迫力あるステレオ装置が欲しいところだ。やがて音響メーカーが商品化したのが
8トラックテープを使ったカーステレオで、ハガキ大で厚さ2センチあまりのカセットに、
最大8〜10曲が収められている

▼ビデオデッキのようにそれを差し込んで聴くわけで迫力満点。
これが爆発的に普及したのは当然だった。この8トラックテープはその後のカラオケブームでも
主力の音源として使われていたが、歌詞画面のバックに動画が求められるようになって
レーザーディスク等の媒体に駆逐された

▼しかしテープ幅が8トラックの半分であるラジカセ用のカセットテープは、
そのコンパクトさゆえに生きながらえて、いまでも現役ではあるが、
こちらもCDにその座を奪われて気息奄々なのが現状

▼さて、現役復帰≠求められた2台は、しかし共に機能不全に陥っていた。
1台は単1電池8本、もう1台は単2電池6本を必要としていたように、
低電力消費時代にそぐわなくなっていたのは明白にしても、
一つの時代の終わりをいやでも感じざるを得なかった。

36 :文責・名無しさん:2010/04/10(土) 13:55:02 ID:3Ln+fhjb0
☆★☆★2010年04月08日付

▼「昔の光いまいずこ……」名曲・荒城の月の一節がふと浮かんだ。自民党の盛衰を思い、
生きとし生けるもののあわれさを痛感するこの頃である。それにしてもなんというはかなさであろうか

▼そこで質問。小泉純一郎氏の前の首相はどなただったでしょうか?大人数人が集まった中での
この問いに誰1人答えられなかった。それだけめまぐるしくトップが交代してきたのである。
正解は森喜朗氏だが、みんなが「えっ?」となった。同氏の存在などはるかかなたにかすんでいたからだろう

▼首相というのは必ずしも政治力や人格識見だけが問われる訳ではない。いや問われるのだが、
それが必須要件とはならず派閥力学や物理現象によって、思わぬ人物がタナボタ式にその椅子に座ることがある。
しかしそんな僥倖も長命にはまずつながらない。やはりどこかでボロが出るからである

▼短命に終わった内閣を見ると、スキャンダルが命取りになった例はともかく、まずご本人の資質、
力量が及ばなかったことが最大の原因だろう。いくら人格円満でも国を牽引していく
パワーがなければタダの人である。たとえ強引であっても自説を貫き通すぐらいのアクの強さがないと、
この世界ではへたってしまう

▼実際、戦後日本の復興と成長、充実にあずかった首相はいずれも毀誉褒貶相半ばするものがあった。
少なくとも八方美人ではなく、敵も多かった。大事をなすためには周囲の評判など
気にしてはいられないのである。ところがみんながおりこうさんになったから自民党は埋没してしまった。
同じように民主党が人気取りに走れば待っているのは混乱ばかりだろう。

37 :文責・名無しさん:2010/04/10(土) 13:56:30 ID:3Ln+fhjb0
☆★☆★2010年04月09日付

▼「名は体を現(顕)す」と言う。だからこそ、子や孫が生まれると命名に頭をひねるのが一般だが、
「たちあがれ日本」とは党名というより標語に見えて…

▼わが子に「悪魔」と名付けるなどは論外にしても、命名権が親にある以上、
新党牽引の平沼・与謝野両氏がどう命名しようと口をはさむ権利も資格もないが、
この党名は実にインパクトに欠けると思うのは小欄だけだろうか。
なぜなら「たちあがれ」では自らの意思というより、事態の好転を時の運にまかせるような消極性を感じさせるからだ

▼古来政党名は漢字を用い、その性格と旗幟を明らかにすることをもって伝統としてきた。
それは別にしきたりではないが、結党の燃えさかる勢いの中で自らを鼓舞するには
熱き語句を選ぶのが自然というものであろう。そして呼びやすく語呂がいいことも要件だ

▼しかしゴツゴツした漢字よりは柔らかな平仮名を使って、有権者の懐に優しく飛び込んでいくような
イメージこそが現代風なのだろうか。実際「みんなの党」は支持率第3位に上がった

▼まさかそれにあやかったわけではあるまいが、もはや若くない2人が若者言葉を
もてあそぶようなおもねりを感じてならないのである。むしろ恥じることなく毅然として
「改革」「維新」ぐらいを名乗ってよかったのではないか。ところで週刊誌の広告にロートル軍団の
相談相手は例によって「○○主筆」とあった。○○の部分は伏せ字になっている。
載せた新聞の自己検閲だとしたら情けない。

38 :文責・名無しさん:2010/04/10(土) 13:57:54 ID:3Ln+fhjb0
☆★☆★2010年04月10日付

▼ついにやった。日本人が永年求めていながら不可能視すらされていたうなぎの完全養殖に、
農水省所管の研究機関が世界で初めて成功したというニュースは列島をかけめぐった

▼うなぎの養殖は、うなぎそのものの生態がナゾに包まれているため、
その稚魚(シラスウナギ)を河口などで捕獲して養殖するほかはなかった。
しかし稚魚そのものが減って現在採取できる量は50年前の20分の1と、
逓減するだけでなく資源の枯渇そのものも心配されている

▼だからこそその完全養殖は国家的要請となっていたが、養殖だと成魚がほとんどオスになってしまうため
採卵ができないという超難題が立ちはだかっていた。独立行政法人水産総合研究センターが
この「総オス化」を阻むため取った手段がホルモンの投与。これが見事に奏功し、雌雄分化が実現した。
こうして育てたメスが排卵、これを人工授精させたところうち1匹が25万粒の受精卵を生み、孵化にまでこぎつけた

▼壮大な快挙である。日本人のうなぎ好きに安泰の道が開けたといえば大袈裟かもしれないが、
将来の資源確保にメドがついたといっても過言ではあるまい。ぬらりくらりとつかみ所がなかった
この相手の急所を押さえた研究者の努力に心から拍手を贈りたい。
ホルモン投与による女性化という着想が面白い

▼養殖の輸入物が敬遠されるようになって国内の養殖業者はウケに入っているものの、
シラスが不足してはお手上げだっただけに、これは超弩級の朗報と言ってよかろう。

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